【紅茶検定(初級:ベーシック)】紅茶をもっと楽しむ

2018年12月24日

紅茶のストレートの基本的ないれ方をマスターしたら、さらに楽しむためにレモン、ミルク、砂糖を使って、さらに味の幅を広げてみてはどうでしょうか。

自分の好みの気分を見つけるのも紅茶の楽しみ方の一つです。

第3回 紅茶検定

レモン

レモンティーは、レモンの輪切りがカップに浮かんでいたりすると、見た目でも楽しめますが、黄色い皮をむいて輪切りにして使えば、外皮の油分と紅茶のタンニンの反応による独特の苦みを和らげられます。

ストレートティーはやや薄めに作っておくのがポイントです。

基本的にはカップにレモンを入れて軽く揺すり、すぐに引き上げるだけで十分な香りづけになります。

ミルク

ミルクを使う場合は、紅茶の温度を変化させないために室内に出して常温にしておきます。

ティースプーン3~4杯が目安で、紅茶の味を生かすことができるでしょう。

コーヒー用のクリームは、植物性脂肪のものが多いので、紅茶の香味を消してしまいます。

紅茶は濃いめに出しておきましょう。

なお、紅茶とミルクのどちらを先に入れるかは長年の論争があり、紅茶を注いだ後にミルクを入れるミルクインアフター(MIA)、ミルクを先に注いだ後に紅茶を注ぐミルクインファースト(MIF)がありますが、これは好みなのではないかと思います。

砂糖

紅茶に砂糖を入れる場合、グラニュー糖が合うといわれています。

高い純度と細かな精製で溶けやすく、クセがない味わいで、様々な茶葉に合います。

水色のツヤが出たり、ミルクティーに入れると、よりいっそうミルクの甘味を引き立てて味わえます。