紅茶検定を受けます

2018年11月4日

紅茶に興味を持ち、紅茶をはじめとしたお茶関連で自分の人生を歩んでいけたらなと、漠然と思っていたこともあり、以前から紅茶検定のことが気になっていましたが、受けてみることにします。

第3回 紅茶検定

紅茶検定とは?

数多の検定や試験が存在しますが、紅茶検定とはどういったものなんでしょうか?

どちらかというと珍しい部類の試験になるのではないかと思います。

紅茶検定実行委員会というところが主催している検定で、特別協力が日本紅茶協会(PCサイトスマホサイト)、企画・運営が日本出版販売というところです。

紅茶の歴史や文化、産地ごとの特徴、ブランド、器具、美味しい入れ方、保存方法など、紅茶の楽しみ方を広げる知識を問います。

紅茶検定を通し、紅茶について知識を深めることで、
ティータイムがより味わい深く楽しい時間となることを願っております。
(検定紹介案内より)

ひとえに紅茶といえど、種類や楽しみ方は多種多様です。

基本的な知識を把握しておくのに良いのではないでしょうか。

試験実施日程はいつ?

試験実施の日程ですが、2018年11月時点では年に1回のようですね。

私が受けるのは、2019年2月に実施の「第3回」になる試験です。

基本的な概要を確認しておきましょう。

第3回 紅茶検定
実施日:2019年2月17日(日)
申込締切日:2019年1月9日(水)
開催地:東京・名古屋・大阪(会場の詳細は受験票で確認)
実施級:初級(ベーシック)/中上級(アドバンス)/上級(プロフェッショナル)

受験料:通常/早割/食検割/団体割

【通常】
初級(ベーシック)4,800円
中上級(アドバンス)5,800円
上級(プロフェッショナル)7,500円
初級・中上級併願 9,000円
中上級・上級併願 12,000円

【早割】
初級(ベーシック)4,500円
中上級(アドバンス)5,500円
上級(プロフェッショナル)7,200円
初級・中上級併願 8,700円
中上級・上級併願 11,700円

【食検割】
※『調味料検定』『ごはん検定~めしけん~』『日本さかな検定』『きのこ検定』『パンシェルジュ検定』『野菜検定』『フルーツ検定』『だし検定』『薬膳・漢方検定』の合格者のみ申込可
初級(ベーシック)4,500円
中上級(アドバンス)5,500円
上級(プロフェッショナル)7,200円
初級・中上級併願 8,700円
中上級・上級併願 11,700円

【団体割】
※団体割は5名以上、級の組み合わせは自由
初級(ベーシック)4,400円
中上級(アドバンス)5,400円
上級(プロフェッショナル)7,100円
初級・中上級併願 8,600円
中上級・上級併願 11,500円

初級(ベーシック)/上級(プロフェッショナル)は、12:20開場、12:50~13:00説明、13:00~14:00が試験時間です。

中上級(アドバンス)は、14:20開場、14:50~15:00説明、15:00~16:00が試験時間になります。

受験資格は、初級(ベーシック)・中上級(アドバンス)は誰でも受けることができ、上級(プロフェッショナル)は中上級(アドバンス)の合格者のみ受験が可能です。
※中上級(アドバンス)・上級(プロフェッショナル)の併願受験は誰でも可能ですが、中上級(アドバンス)が合格点に満たない場合は上級(プロフェッショナル)の採点を無効とし、上級(プロフェッショナル)も不合格になります。

私は、早割りの初級・中上級併願 8,700円で申し込みました。

第3回 紅茶検定

上級(プロフェッショナル)も取りたいので、頑張って初級(ベーシック)・中上級(アドバンス)両方を受けることにします。

どんな問題が出るの?

では、実際の試験ではどんな問題が出るのでしょうか?

正しいと思われるものを選択する選択形式です。

初級(ベーシック)のサンプル問題

おいしい紅茶を入れるコツで誤っているものはどれか。
1.ティーポットは冷やしておく
2.新鮮で良質な茶葉を使う
3.茶葉の分量を量る
4.沸騰したての熱湯を使う

答えは「1.ティーポットは冷やしておく」ですね。

本来は温めておかなければいけませんが、真逆のことになっていますね。

続いて中上級(アドバンス)のサンプル問題

1935年に出版された紅茶のバイブルともいわれる本は次のうちどれか。
1.オールアバウトティー
2.ティーマニュアル
3.ティーブック
4.ティーディクショナリー

答えは「1.オールアバウトティー」ですね。

当然ですが、紅茶に関する知識が問われます。

出題範囲及びレベルとしては、

初級(ベーシック)
紅茶をおいしく入れる方法、製造方法、保存方法、世界の紅茶の産地と茶葉の知識、各国の歴史・文化など紅茶に関する基本的な知識を問います。
学習のポイント:公式テキスト「紅茶の大事典」からの出題が中心となります。 公式テキストを学習すれば合格可能です。

紅茶の大事典

中上級(アドバンス)
初級の範囲に加え、マーケット、品質・規格・表示、成分と効能など、さらに深い紅茶の知識を問います。
学習のポイント:公式テキスト「紅茶の大事典」と参考書籍「紅茶入門」をまんべんなく、勉強してください。

紅茶入門 (食品知識ミニブックスシリーズ)

とのことです。

取得することで何ができる?

では、取得すると何ができるのでしょうか?

紅茶検定は国家試験ではないので、何かしら公的な機関に認められるわけではありません。

しかし、

“紅茶検定を通し、紅茶について知識を深めることで、ティータイムがより味わい深く楽しい時間となることを願っております。”

このことから、個人的な見解としてはこの検定は紅茶を楽しむこと、学ぶことの通過点の一つとして捉えています。

将来、紅茶教室を開くようなことがあったとしても、検定を持っていようがいまいが関係無いと思いますが、基本的な知識の一つとして知っておけば、紅茶の時間を楽しむきっかけになり得るのではないでしょうか。

難易度や合格率などの詳しい情報はわかりませんが、あまり固く考えすぎず、紅茶を楽しむ一つのツールだと思いながら、楽しんで学んでいこうと考えています。

それに、紅茶検定ってけっこうユニークな感じがします。

珍しさもあって、こういうのは好きですし、履歴書に書くのも面白いと思います(笑)

というわけで、更なる詳細は公式サイトをご確認ください。

勉強も含めて、このブログでも関連した記事を書いていこうと思います。

紅茶をもっと楽しむ、知識を深めたい、ということであれば、ぜひ受けてみてはいかがでしょうか。

【紅茶検定公式サイト】

初級(ベーシック)の公式テキスト

紅茶の大事典

中上級(アドバンス)の公式テキスト

紅茶入門 (食品知識ミニブックスシリーズ)