【紅茶のこと】紅茶の産地「インド」のダージリン

2019年5月1日

「令和」に突入しましたね。

元号が変わることで、私自身が何か劇的に変わることはありませんが、もっともっと紅茶、ハーブときちんと極めていきます。

「好き」は変わらずに続けていきたいですね。

さて、さっそく紅茶に関して学習していきます。

過去に紅茶検定として学習していた内容と同じこともあるかもしれませんが、繰り返し確認していくつもりで記事にしていきます。

世界最大の紅茶生産国であるインドは、イメージとしてはカレーがやはり真っ先に思いつきそうですが、生産量は世界一です。

しかし、国内需要が高く、輸出量では18万トンで世界第三位で、世界三大紅茶のひとつであるダージリンが輸出されています。

1840年にアッサムカンパニーが設立されて、アッサム州、西ベンガル州のダージリン、ドアーズ、テライ、北西インドのカングラ渓谷、南インドのニルギリを代表する茶園開発が行われて、年間100万トンを超える生産量です。

紅茶について

ダージリン

ダージリンはインドの西ベンガル州というところの最北にあり、ネパールとブータンに挟まれた交易の県になります。

もちろん行ったことはないので、一度は行ってみたいです。

街の中心は標高が高く、2300mの山岳地にあり、茶園は300~2200mの険しい斜面に広がっているのが特徴です。

山岳地、そして標高の高さによって、日中と朝夕の気温の温度差が激しく、霧が幾度も発生して、ヒマラヤからの冷たい風が霧を流していきます。

標高8586mのカンチェンジュンガは美しいうえ、こういった山々のおかげで四季もあります。

寒暖の差、変わりやすい天候、こういった環境はダージリンの茶葉にとって個性を生み出す非常に重要な条件となり、風が霧を晴らせば、湿った茶葉を強い日差しが乾かし、紅茶のシャンパンと言われるほどマスカットを思わせるような甘い香りと刺激的な爽快さを感じさせる渋みが作り上げられます。

季節によって味、香り、水色に変化を生み出しますが、シーズンごとの特徴として有名です。

ダージリンは、インドで唯一の中国種の栽培に成功したことも含め、世界三大紅茶とされる所以ですね。

シーズンによるダージリンの違い

ファーストフラッシュ First Flush

3月初旬~4月にかけて初摘みが始まり、ヒマラヤの春を告げるといわれる一番茶が製茶されます。

最初に吹き出た芽と新葉という意味で、ファーストフラッシュと呼ばれ、収穫量が少なく、高値で取引されています。

シルバーチップという銀色の芽を多く含んでいて、全体的に緑茶のような色合いで、香りがフルーツのマスカット、青リンゴに似ていて、シャンパンのような香りを持っています。

味は爽やかで快い刺激的な渋みがあって、水色は淡いオレンジ色をしていて、ストレート(ブラックティー)で飲むのがおすすめになります。

セカンドフラッシュ Second Flush

5月~6月下旬頃までが茶摘みの時期で、初夏の紅茶と言われていて、新芽、新茶がよく育った最高の季節茶になります。

味、香り、水色の3拍子が揃い、熟したマスカットの香りが強く、キリッとした強い渋みで、水色は赤みを帯びた深いオレンジ色です。

1杯目はストレート(ブラックティー)、2杯目はミルクティー(ティーウィズミルク)として楽しむのがおすすめです。

モンスーンフラッシュ Monsoon Flush

8月~9月というダージリンの夏にかけて摘むのがモンスーンフラッシュです。

ファースト、セカンドとくれば、次はサードでは?と思います。しかし、かつてはサードティーと呼ばれていたこともあったようですが、フラッシュの言葉を流用し、モンスーンフラッシュと名づけられました。

雨、暑さの影響で大きく育った茶葉は、他のシーズンに比べ香味の特徴は弱いですが、香りは落葉のような紅茶らしい落ち着いた香りで、渋みはコクと濃厚さを感じる強い渋み、そして水色は深く黒みがかった赤色になっているので、ミルクティー(ティーウィズミルク)によく合います。

オータムナル Atumnal

10月~11月にかけ、その年最後の収穫となり、秋摘みのダージリンでオータムナルといいます。

10月に入るとヒマラヤから秋風が吹いて、日中の寒暖差が出てきます。

霧が出て、小雨もあり、茶葉に刺激が加わって個性が作り出されます。

香りは熟したフルーツのような甘さがあり、柑橘系のドライフルーツにも似て、味はコクのある刺激を持った強い渋み、水色は深みのあるオレンジ系の赤色です。

モンスーンフラッシュ同様、ミルクティー(ティーウィズミルク)としておすすめです。