【紅茶のこと】紅茶の産地「インド」のまとめ
紅茶の代表的な産地である、インドの紅茶について概要をまとめてみます。
紅茶のことをいろいろ調べると、インド=カレーというイメージから、インド=紅茶の方のイメージが強くなってきましたね。
インドの紅茶
ダージリン
特徴:
世界三大紅茶のひとつ 年間100万トンを超える生産量 ファーストフラッシュ(First Flush)、セカンドフラッシュ(Second Flush)、モンスーンフラッシュ(Monsoon Flush)、オータムナル(Atumnal)という各シーズン
茶園の標高:
300~2200mの険しい斜面
ファーストフラッシュ(First Flush):
ブラックティー(ストレート)がおすすめ
収穫時期:3月初旬~4月
香り:フルーツのマスカット 青リンゴ シャンパンのような香り
味:爽やかで快い刺激的な渋み
水色:淡いオレンジ色
セカンドフラッシュ(Second Flush)
1杯目はブラックティー(ストレート)、2杯目はティーウィズミルク(ミルクティー)がおすすめ
収穫時期:5月~6月下旬
香り:熟したマスカットの香り
味:キリッとした強い渋み
水色:赤みを帯びた深いオレンジ色
モンスーンフラッシュ(Monsoon Flush)
ティーウィズミルク(ミルクティー)がおすすめ
収穫時期:8月~9月
香り:落葉のような紅茶らしい落ち着いた香り
味:コクと濃厚さを感じる強い渋み
水色:深く黒みがかった赤色
オータムナル(Atumnal)
ティーウィズミルク(ミルクティー)がおすすめ
収穫時期:10月~11月
香り:柑橘系のドライフルーツ
味:コクのある刺激を持った強い渋み
水色:深みのあるオレンジ系の赤色
アッサム
特徴:
アッサム種 大葉種・中国種に比べ2~3倍 インド紅茶全体の生産量80%を占める 国内消費トップ 主流はCTC チャイに適している ティーウィズミルク(ミルクティー)
収穫時期:
4月初旬から茶摘み~10月末頃(11月~3月は休眠期)
茶園の標高:
–
香り:
オーソドックスな落ち着いた香り
味:
オーソドックスな紅茶らしい渋み
水色:
赤く深い色
ニルギリ
特徴:
インド紅茶における3大産地のひとつ セイロン茶に似ている 中国種 ニルギリ高地が明るい青色に見えることからブルーマウンテンと称される 9割がCTC
茶園の標高:
–
香り:
特有の芳香(生産シーズンにより程度が変わる)
味:
キレのよいしっかりした渋み
水色:
明るい赤色
まとめ
インドの代表的な紅茶「ダージリン」「アッサム」「ニルギリ」ですが、まだまだ概要的な内容をまとめてみただけです。
個人的には、ダージリンのセカンドフラッシュを飲んだ時は、正にマスカットの香りがして心躍るような気分になれましたし、茶園によって微妙に香りや水色などが異なるようなので、香りづけしていない純粋な紅茶を今後もどんどん試していきたいですね。
あと、ニルギリをまだ試したことがないのでどんなものか味わってみたいなと思っています。
紅茶大国、インドにもぜひ行ってみたくなりますね。
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