【紅茶のこと】紅茶の成分で病気を予防は可能なのか?(前編)

2019年6月3日

紅茶にはさまざまな歴史や特徴がありますが、かつては薬としての効能をうたって販売されていました。

昨今でも、カテキンやポリフェノールの成分分析でいろいろと解明されている部分があります。

しかし、それはどこまで効果があるのか、皆が皆その効果を享受できるのか。

はっきり言ってわからないと思います。

日本紅茶協会さんもインフルエンザの感染予防に紅茶ポリフェノールが効くというツイートもしていますが、果たしてどうなのでしょうか。

個人的見解

医者でもなければ科学者や研究者でもない私ですが、個人的な感覚としては紅茶で病気の予防は出来ないと思います。

というのも、自分自身が毎日紅茶をストレートで飲んでいたにも関わらず、インフルエンザに感染してしまったからです(笑)

まぁずいぶんと前のことですが、飲む時、抽出時、一定の条件が安定していたわけではありませんが、毎日飲んでいました。

しかし、残念ながらインフルエンザと診断されてしまったのです。

紅茶を飲んでいればいいというのではなく、成分が重要ですよね。

だからといって、真っ向から出鱈目だとは言いたくありません。

もっと研究して、本当に予防に効果がある方法などを確立してもらいたいという思いがあります。

というわけなんですが、ならば、どういったことがうたわれて紅茶が売られていたのかを確認していきましょう。


動脈硬化、高血圧

紅茶の主成分であるエピガロカテキンガレードには、血液中のコレステロールの濃度を下げる働きがあり、しかも体内のコレステロールを肝臓に戻す働きがあります。

コレステロールは、動脈に異常に付着してしまうと、弾力がなくなって機能しなくなります。これが動脈硬化ですが、逆にコレステロールが少なすぎれば、血管はもろく破れ易くなります。

また、お茶に含まれているカテキン類(タンニン)には、強い血圧降下作用があることがわかっています。

低血圧の人や血圧の正常な人が飲んだとしても、正常値を超えて下げるということはありません。

血糖値、糖尿病

糖尿病は、血液中のぶどう糖の量が異常に増える病気です。

体内のぶどう糖の代謝を調整する物質がインシュリンで、この働きが悪くなってしまうと血液中にぶどう糖が溢れてしまい、腎臓で処理できなくなって、尿に混ざって出てきます。

そして腎臓の働きが悪化して、腎障害が起こってしまいます。

カテキン類には、ぶどう糖摂取によって血糖値の上昇を抑えることが確認されています。

普段の生活において、お茶を飲んでいれば糖尿病にはなりにくいのかもしれません。

といっても、紅茶に砂糖を入れずにストレートであれば、ということになってきますが(笑)

血糖値 イメージ

骨粗しょう症

大阪大学などの研究グループによれば、紅茶に含まれる多くの物質が、マウスの体内で骨を壊す細胞(破骨細胞)ができるのを防ぐ効果があることを、実験で確認しました。

紅茶の成分を摂ることで、骨が弱くなる骨粗しょう症の改善につながる可能性があるとした論文をまとめています。

紅茶に含まれるTF3というポリフェノールの一種によって、酵素が働かなくなることを発見しています。

骨粗しょう症のマウスの血液中に、TH3を一定期間注入すると、破骨細胞の数が減ったことが確かめられ、骨の量が増えてほぼ健康な骨に改善しました。

実験におけるTF3の量を、60kgの人が紅茶でTF3の量を摂る場合、3日に1回、半年間で60杯を飲むのに相当するようです。