【紅茶のこと】茶葉について(インド・アッサム編)

2018年8月12日

ダージリンに続き、同じように世界的に有名なアッサムについて確認していきます。

紅茶

基本

アッサムも地方名で、ダージリンのように険しい山間にあるのとは異なり、広大な平野となっています。

茶園の広さは約19万ヘクタール、葉の形状はオレンジ・ペコー、ブロークン・オレンジ・ペコー、CTC、収穫時期は2~11月です。

世界の紅茶生産量の半分以上はインド産になりますが、そのうちアッサムの紅茶が半分となるので、要は世界の紅茶の4分の1がアッサムティーで占められています。

インドでよく飲まれているチャイには、アッサムが使われていて、世界最大の紅茶生産地でもあります。

広大な平野を囲むヒマラヤの山々にぶつかる湿った季節風が、大量の降雨をもたらし、ブラマプトラという川から水蒸気が、雨、霧となり、川の南に広がる茶葉を湿らせるのだそうで、その圧倒的な水分が渋みを生み出すということです。

独特の渋み、深いコクが感じられる茶葉になり、香り、水の色が濃厚です。

硬水で渋みが軽くなることから、水質が硬水の英国では広く愛飲したようです。

シーズン

収穫時期は2~11月と長めですが、4月中旬~6月のセカンドフラッシュが最も高品質とされています。

近年では、CTC製法による比率が高まっているそうで、理由としてはインド国内でチャイ用に大量消費される需要に対応することが理由だそうです。

とはいうものの、受注生産などの必要に応じて生産する設備はあるので、オレンジ・ペコーが中心なのだそうです。

製造について

チャイ需要に対応するため、生産量としてはCTC製法が90%以上です。

アッサムの茶葉は、大きいものだと14cm~15cmにもなることから、まず小さく切り刻んでからCTC機に入れるようです。

CTCとオーソドックスな製法では、オーソドックスでオレンジ・ペコーやブロークン・オレンジ・ペコーにしたほうが高価なイメージがありますが、オークションではCTCのアッサムが高値をつけることもあるそうなので、CTCは手間がかからず、飲みやすい味わいになるという特徴があるので、(値段が)高いかどうかといった感覚だけでなく、製法による違いについてもおさえておきたいところです。