【紅茶のこと】茶葉について(インド・ダージリン編)

2018年8月11日

紅茶の茶葉及び産地について、少し詳しく確認していこうと思います。

まずはインドダージリンからです。

ダージリン、そしてアッサムという代表的な茶葉の産地を有していて、チャイもよく飲まれている印象がインドにはあります。

紅茶

基本

ダージリンは、そもそも地方名であり、インドでは避暑地として有名で、300~2,200mの険しい斜面に茶園が広がり、毎日霧が発生するのと、ヒマラヤの冷たい風がその霧を吹き晴らすようです。

霧が晴れれば、湿っていた茶葉を昼間の太陽が乾かすという独特の環境で、茶葉が育ちます。

紅茶のシャンパンというほどのフルーティーな香り、引き締まった上質な渋み、コク、水の色も美しい琥珀色で最高級品質が生み出され、インドで唯一中国種の茶葉の栽培に成功しています。

茶園の広さは、およそ2万ヘクタール、葉の形状はオレンジ・ペコー、収穫時期は3月初旬~4月、5~6月、8~9月、10~11月というのが基本です。

シーズン

1年で4回の茶摘みの中で、ベストシーズンが1回目のファーストフラッシュと2回目のセカンドフラッシュです。

快い渋みに、世界的に高い評価のフルーティーな香りがするのがファーストフラッシュで、風味が深いのがセカンドフラッシュです。

実は、ダージリンは世界的に有名ですが、アッサムのほうが先に栽培がされており、ヒマラヤの山岳地帯のダージリン地方は、中国の武夷山というところに似た高地特有の環境で、中国種の茶樹の栽培に適していたのだそうです。

中国で生まれ、インドで育ち、そして世界の頂点といっても過言ではない紅茶になったということですね。

製造について

ダージリンはオレンジ・ペコータイプの茶葉です。

葉を揉む機械(揉捻機)の圧力、回数、時間を細かく調整して、どういった茶葉に仕上げるのかをコントロールしているそうです。

機械を使うものの、全部自動で済ませるというものでもなく、それぞれの工場長の熟練度で仕上がりが決まるということですね。

茶葉そのものの仕上がりは目視でも行われ、工場長が茶葉の香りをチェックするというアナログな方法でしか実現できない香りや味、地位が、まさにダージリンたる所以なのでしょう。