【紅茶のこと】茶葉について(スリランカ・ディンブラ編)
スリランカの五種類の茶葉で、ウバの次はディンブラです。
基本
多少の季節風の影響は受けることがあるようですが、生育状況は一年を通して安定していますが、ニルギリ同様、個性がそれほどない品種です。
ですので、ストレートでも、ブレンドしても、どのようにしても使い勝手の良い茶葉です。
シーズン
季節風のある1~2月、薔薇を思わせる香りに強い渋みのある高品質な茶葉が生成されます。
3~12月は比較的安定した品質です。
通年安定しているので、ブレンド用、バリエーション用の用途が多く、主にブロークン・オレンジ・ペコーで香りや味わいのマイルドさを楽しめます。
製造について
ディンブラは、オーソドックスな製法で作られるブロークン・オレンジ・ペコーのタイプが主流です。
茶葉は細かければ細かいほど渋みが増すことから、製造時は目の細かいメッシュで調節されるそうです。
とびぬけた個性が無いことから、あえて渋みを出そうとしています。
結果的にウバの味わいに近づいているのだそうです。
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