【メディカルハーブ検定対策(特に重要かも?!)】本番まであと8日!作用とその意味

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メディカルハーブの作用とその意味を踏まえなければ、そもそも使い方も何も理解ができません。

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5つの代表的な働き

主な作用として、次の5つのものがあります。

1.抗酸化作用
2.生体防御機能調節作用
3.抗菌・抗ウイルス作用
4.薬理作用
5.栄養素の補給

まず抗酸化作用ですが、細胞の老化(酸化)を抑える作用です。植物は、光合成を行って紫外線によって起こる酸化を防ぐので、抗酸化物質を作ります。

生体防御機能調節作用は、自律神経系・内分泌系・免疫系という系統を働かせて、心身のバランスを保とうとする機能になります。免疫賦活作用神経への鎮静作用ホルモン分泌調節作用があります。

抗菌・抗ウイルス作用は、植物が病原菌などから身を守るために作り出した物質の機能を、そのまま人に応用します。

薬理作用は、薬と同じような作用があるということです。医薬品にも応用され、炎症作用、鎮痛作用、鎮痙作用があります。

栄養素の補給は、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを供給する働きです。意味合いとして作用とはならないものの、重要な機能です。

作用とその意味

作用の名前から、なんとなく意味のわかるもの、そうでないものがあります。

明確な意味と該当するハーブ類も、きちんと把握しておきましょう。

緩下(かんげ)作用 – 便通を促す
ハイビスカス(アオイ科)、ダンディライオン(キク科)、ローズヒップ(バラ科)

緩和(かんわ)作用 – 緊張を和らげる
ジャーマンカモミール(キク科)

強肝(きょうかん)作用 – 肝臓の機能を高める
ダンディライオン(キク科)

強壮(きょうそう)作用 – 体を活性化させる
マテ(モチノキ科)

駆風(くふう)作用腸内のガスを輩出(※名前と意味が結びつくイメージがないですね・・・)
ジャーマンカモミール(キク科)、ペパーミント(シソ科)

健胃(けんい)作用 – 胃の働きを高める
ペパーミント(シソ科)

抗うつ作用 – 気分を明るくし、抑うつを軽くする
セントジョンズワート(オトギリソウ科)

抗菌・抗ウイルス作用 – 細菌やウイルスの繁殖を抑える
エキナセア(キク科)、ペパーミント(シソ科)

抗酸化作用 – 細胞の老化を抑える
エルダーフラワー(レンプクソウ科)

興奮(こうふん)作用 – 精神を高揚させる
マテ(モチノキ科)

催乳(さいにゅう)作用 – 母乳の出をよくする
ダンディライオン(キク科)

収れん作用皮膚を引き締める(※名前と意味が結びつくイメージがないですね・・・)
ラズベリーリーフ(バラ科)

消炎(しょうえん)作用 – 炎症を抑える
ジャーマンカモミール(キク科)、ダンディライオン(キク科)

消化機能促進作用 – 胃腸の働きを高める
ジャーマンカモミール(キク科)、ハイビスカス(アオイ科)、ペパーミント(シソ科)

浄血(じょうけつ)作用 – 血液をきれいにする
ネトル(イラクサ科)

創傷治癒(そうしょうちゆ)作用 – 傷の治りを早める
エキナセア(キク科)

代謝促進(たいしゃそくしん)作用 – 新陳代謝を活性化する
ハイビスカス(アオイ科)

鎮痙(ちんけい)作用 – 筋肉の緊張を和らげる
ジャーマンカモミール(キク科)、パッションフラワー(トケイソウ科)、ラズベリーリーフ(バラ科)、ペパーミント(シソ科)

鎮静(ちんせい)作用 – 神経系を鎮め、リラックスさせる
ジャーマンカモミール(キク科)、パッションフラワー(トケイソウ科)、ラズベリーリーフ(バラ科)、リンデン(アオイ科)

鎮痛(ちんつう)作用 – 痛みを軽くする
ジャーマンカモミール(キク科)、セントジョーンズワート(オトギリソウ科)

粘膜保護作用 – 粘膜を保護する
ウスベニアオイ(アオイ科)

発汗作用 – 汗を出す
エルダーフラワー(レンプクソウ科)、リンデン(アオイ科)

ホルモン調節作用 – ホルモンの分泌を調節する
ジャーマンカモミール(キク科)

免疫賦活(めんえきふかつ)作用 – 免疫機能を高める
エキナセア(キク科)

利胆(りたん)作用 – 胆のうの働きを高める
ダンディライオン(キク科)

利尿(りにょう)作用 – 尿の出をよくする
エルダーフラワー(レンプクソウ科)、ネトル(イラクサ科)、ハイビスカス(アオイ科)、マテ(モチノキ科)、リンデン(アオイ科)