【紅茶のこと】美味しい紅茶を飲みたいならば、美味しくなる作り方と淹れ方を
ミルクティーの論争も、結局のところ世論の大半がミルクが後ということでしたが、科学的な検証や実験などまだまだ不確定なことばかりという感じもあります。
ただその前に、純粋に美味しい紅茶を飲むために、普段できることをまずはおさえておきます。
水は汲みたての軟水を
まずは水のことですが、ミネラルウォーターや少し特別な天然水がやっぱりいいのでは?と思いがちですが、酸素を多く含ませた軟水が良いそうです。
もっと簡単に言うと、水道水をそのまま沸かせばOKなんです。
一度沸騰させた水は酸素が飛んでおり、茶葉をジャンピングさせて十分に抽出させずらくなり、硬水だと、ミネラル成分が紅茶の表面に膜を作ってしまい、味が悪くなるそうです。
日本の水道水は軟水なので、自宅の蛇口から出る水で十分ということです。
ポットを温め、リーフタイプの茶葉を
茶葉を入れる直前に、ポットは温めておいたほうがいいようです。
紅茶で使う熱湯とは別に、あたためるための熱湯も用意しておき、茶葉を入れる直前まで30秒ほどあたためておきます。
また、ティーバッグではなく、リーフタイプの茶葉を使うことでティーバッグよりも十分なタンニンが出るのだそうです。
ティーバッグでももちろんタンニンは出ますが、抽出スピードが遅く、紅茶全体の風味が損なわることが多いということです。
ちなみに、ポットは金属製より陶器のものがいいそうです。
金属製も風味に影響があるそうですよ。
蒸らし時間
ポットに茶葉を入れ、お湯を注いでから最初の1分でカフェインが抽出され、2~3分で水色と香りのタンニンがしっかりと出て、完成となります。
3分を超えてしまうと、蒸らし過ぎとなります。
時間をかければ紅茶の成分は抽出されるのは当然ですが、香りや水色、渋みもタイミングが肝心です。
長い時間蒸らせばいいということではありません。
美味しく飲む
というわけで、美味しく紅茶が飲める作り方と淹れ方が正しいと、美味しい紅茶を楽しむことができるという当たり前の確認でした。
なお、最も美味しく飲めるタイミングは、60~65℃のときだそうです。
温度のタイミングを言われても、ただでさえ作るところから面倒だと思われる方が多いかもしれませんが、紅茶が出来上がってから、カップに注いでいる間にこの適温になっているそうです。
あとはお気に入りのカップで、食べたいお菓子などと一緒に楽しむだけですね、
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません