【紅茶のこと】紅茶にあるとされる効能
紅茶は味や香りを単に楽しむのはもちろんですが、そもそも17世紀に英国で紅茶が売られ始めたときは、薬としての効能が宣伝となっていました。
1657年に、トーマス・ギャラウェイのコーヒーハウスで紅茶が登場し、売るための宣伝文句として、そこから3年後に効能をリスト化しています。
主な8つの効能を確認してみます。
(病気が治る、改善するといったことではありません。)
胃腸を整える
タンニンとカフェインが胃壁を緊張させて、胃液を多く分泌し、消化が良くなることから、胃腸を整える効能があるようです。
消化が良くなることで活性化されて食欲も増進します。
腸の炎症を抑える働きも期待できるのだそうです。
コレステロール、血圧を下げる
カテキンの一種「エピガロカテキンガレート」がコレステロール濃度を下げるのと、タンニンは血圧を下げる作用もあります。
水虫
紅茶だけではなく、日本茶などのお茶には殺菌力があるので、水虫の発育を抑制することもできるのでしょう。
紅茶で幹部を拭いたり、紅茶風呂なんかもあるようですね。
糖尿病
血糖値の上昇を、タンニンが抑制するとされています。
ですので、肥満を予防するという観点からも、糖尿病の予防効果が望めるのでしょう。
食中毒予防
殺菌力を持つという意味では、前述の水虫だけではなく、大腸菌に対しても効果があるようです。
ガン
実際はまだまだ研究段階のようですが、カテキンの一種「エピガロカテキンガレート」ががん細胞の分裂を抑えるとされているようです。
肥満防止
糖尿病の予防と同じく、肥満にも効果を期待したいですね。
老化防止
普段の呼吸で吸った酸素は、体内で活性酸素になり、さまざまな細胞を酸化させます。
脂質が酸化すると、老化の原因となりますが、タンニンがその酸化を防ぐことで、老化の防止にもつながりますね。
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