【メディカルハーブ検定対策】本番まであと2日!メディカルハーブの使い方(アルコールで抽出する場合と粉末を使う場合)
ハーブの使い方、最後はアルコールでの抽出方法と粉末として使う方法を確認していきます。
過去記事:
水やお湯で抽出する場合
油分で抽出する場合
チンキ
ハーブをアルコールに漬け込んで抽出する方法です。
外用チンキと内用チンキがあります。
薄めて飲んだり、うがいや湿布に、様々な活用ができます。
アルコールを使うこともあり、内服した際は口腔粘膜や胃から早く吸収されます。
約1年間という長期保存があります。
内用チンキ
少量のチンキをお湯、ハーブティーに入れて飲む方法です。
アルコールは40度以上のウォッカを使います。
アルコールの作用で体も温まります。
外用チンキ
精製水で薄めて、鎮痛や消毒を目的として患部に塗ります。
布に染み込ませれば湿布になり、また、ローションとして美容にも利用可能です。
無水エタノールが適しています。
注意点
ハーブがアルコールに浸っていないと空気に触れて痛むので注意しましょう。
漬け込みの瓶、保存の瓶は必ず煮沸消毒しておきましょう。遮光性のガラス瓶、密閉することも忘れずに。
アルコールを使うので、摂取ができなければいったんチンキを湯煎にかかえてアルコールを飛ばしましょう。
子ども、あるいは高齢者が間違って飲まないように注意しておきましょう。
パウダー
フードミル、乳鉢で粉末にて利用します。
サプリメントや薬の様にそのまま服用できるのはもちろん、料理にかけたり、パック剤としても利用できます。
パック剤
ハーブのパウダーをクレイ(粘土)と水で溶いて利用します。
クレイは、吸収、吸着、洗浄、収れんといった効果が期待できます。
注意点
目、口の周りは避けて使いましょう。
肌に違和感があれば、すぐに注視して洗い流してください。
乾燥もきになるのであれば、グリセリンや植物油、はちみつを少し加えてもいいでしょう。
ゴマージュ
フランス語で「消す」「取り省く」を意味します。
水を含んだパウダーで、古くなった角質、汚れを優しく取り除く方法です。
物理的な刺激、有効成分で相乗効果が期待できます。
注意点
パウダーは細かくすると酸化しやすくなります。
直前に使うようにしましょう。
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