【メディカルハーブ検定対策】本番まであと4日!メディカルハーブの使い方(油分で抽出する場合)
水またはお湯で成分を抽出する方法に続き、油分で抽出する方法を確認していきましょう。
浸出油
植物油に漬け込んで抽出する方法になります。
精油、カロテノイド、ビタミンEなど、脂溶性の有効成分を活用できます。
スキンケアやマッサージオイルなど、主に外用として使用されます。
ミツロウを混ぜて溶かして軟膏にしてもよく、浸出油や軟膏には、皮膚の万能薬とされているカレンデュラ(ポットマリーゴールド)が重宝します。
有効成分がゆっくりと作用し、感染や外部刺激から皮膚を保護できます。
約3か月という長期保存が可能です。
温浸油
植物油を湯煎にかけて、簡単かつ短時間で抽出する方法です。
チンキに比べて酸化しやすい面もありますが、肌に塗ったり、軟膏やクリームの基剤として使えます。
冷浸油
ハーブを植物油に常温で長時間漬け込む方法です。
抽出途中で新しいハーブに入れ替えても良く、植物油の酸化を防ぐために、小麦胚芽油を約10%加えることがあります。
注意点
保存には、密閉できる遮光瓶を使いましょう。
雑菌の繁殖を防ぐため、ハーブは完全に油に浸るようにしてください。
補足
軟膏は、ーブの有効成分が溶けた浸出油と、抗菌や保湿効果などのあるミツロウを加えて作る方法です。
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