【紅茶のこと】チャイについて知る

2018年10月19日

紅茶というとストレートはもちろん、ミルクティーにしても美味しく飲めますが、そのミルクティーはイギリスをはじめとした飲み方の種類の一つで、ティーウィズミルクという言い方になるんですが、茶葉の輸出元であるインドでもミルクティーはよく飲まれて

というよりもミルクティーが主流で、インドではチャイとして日常的に飲まれています。

そのチャイについて改めて確認しておきます。

紅茶

インドのチャイ

イギリスのティーウィズミルク、つまりミルクティーとしても別物としてあるチャイですが、インディアンミルクティーとも呼ばれています。

チャイにも様々な種類がありますが、基本的にはこのような感じのものがチャイです。

チャイ

インドでは、国民のほとんどが毎日のように飲むが故に、インド国内での茶葉消費量は世界一です。

また、インドの北と南では、同じチャイでも作り方は異なるそうです。

北側では、水と紅茶を鍋の中に入れて、そこにブラックペッパーやカルダモンといったスパイスを入れて強火で抽出します。

一方で南側は、布製の茶こしに茶葉を入れて、上から熱湯をかけて紅茶を抽出し、そのままカップにいれられ、そこに砂糖やスパイス、沸かした牛乳を入れて撹拌します。その後に別のカップに高い位置から移し替えるのを数回繰り返し、最終的に泡立ったミルクティーとなって飲みます。

いわゆるデザートティーとして、北と南どちらも美味しいそうです。

牛乳はどんなもの?

チャイのイメージは、濃くて甘い、紅茶と牛乳だけをつかっているのかなと思っていましたが、茶葉の抽出をよくするために水も加えられて作られています。

そして牛乳については、無殺菌の生乳が使われています。

牛乳に茶葉を入れて抽出しようとしても、乳脂肪の影響で水分が吸収しづらく、結果的に紅茶の抽出がされにくくなるので、まず水で茶葉を開かせる必要があります。

煮だす際、全体の6、7割が牛乳ということもあり、牛乳だけで抽出していると勘違いしやすいようです。

ちなみに、市販の牛乳は生乳よりも濃さがあるので、牛乳でチャイを作る際は水:牛乳=4:6という割合で行うといいようです。

どんなスパイスが使われているのか

チャイにはスパイスが使われていますが、実際にはどんなスパイスが使われているのでしょうか。

まずはシナモンです。さまざまな料理に使われていますが、チャイにも使われています。紅茶の風味を甘く感じさせたり、渋みの強いアッサムに入れれば、渋みが緩和されるようです。

次はブラックペッパーです。ブラックペッパーはイメージがそれほどありません。南インドはブラックペッパーの産地でもあるので、チャイに使われます。甘いチャイのアクセントとして、キリッとした辛味となります。

生姜、つまりジンジャーも使われます。一緒に煮だすと、爽やかで甘い風味となり、切れ味がすっきりします。

あと、インドというとカレーをイメージするのもまた定番ですが、カレーにも多く使われているスパイスの、カルダモン、クローブ、ナツメグといったスパイスもチャイでは使われます。

カルダモンは、熱中症や熱射病の予防も期待されており、食欲を増進させるとされています。刺激的かつすっきりした香りで、熱帯特有の爽やかさがあります。

クローブはスモーキーな香りがあるものの、苦みがあります。ただミルクとの相性は良いようです。

ナツメグは爽やかさと香ばしさがあるので、チャイの香りの広がりに役立ちます。