【メディカルハーブ検定対策】Chap.1-2 メディカルハーブのプロフィールについて

メディカルハーブの概要に続いては、検定で出題されるメディカルハーブのプロフィールについて、種類としては15種類ですが、安全性や分類、学名や科名についても、合わせて確認しておきます。

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安全性と分類

(メディカル)ハーブには様々な成分が含まれていますが、中には特定の医薬品との併用が制限されていたり、効果の強弱に関係するものがあります。

米国ハーブ製品協会では、およそ500種類のメディカルハーブの安全性を評価して、3段階のクラスに分類し、薬物との相互作用についてもクラスA~Cに分類しているので、安全性の目安になります。

米国ハーブ製品協会による安全性の分類

クラス1
適切な使用において安全に摂取できる

クラス2
2a:外用のみに使用(湿布、パックなど)
2b:妊娠中に使用しない(エストロゲン作用等がある)
2c:授乳期中に使用しない
2d:特定の使用制限がある

クラス3
資格のある専門家の監督下においてのみ使用する

米国ハーブ製品協会による相互作用の分類

クラスA
相互作用が予測されないハーブ

クラスB
相互作用が起こりうることが生物学的に妥当であるハーブ

クラスC
相互作用が起きることが知られているハーブ

学名と科名

植物の学名は、国際植物命名規約に基づき、属名(generic name)、種小名(specific epithet)をラテン語で記して、最後に命名者を付記する二命名法によるものがあります。

スウェーデンのカール・フォン・リンネという分類学の父と呼ばれる人によって体系付けられました。

学名表記のルールとして、属名と種小名はイタリック(斜字体)で表し、属名は大文字で始まり、種は植物分類の基本単位で、その種を集めたグループが属になり、属を集めたものが科になります。

科名には2通りの分類法があります。

APG II
1990年以降の新しい分類で、DNA解析によって分類したものです。

新エングラー体系
形態を中心とし、形が似ているものを分類したものです。

新エングラー体系は今まで使われてきた表記ですが、DNAの解析が今後進んでいけば、植物によっては科名が変わる可能性もあります。

後に紹介するエルダーフラワーとリンデンについては、新旧の科名で併記します。

例)エルダーフラワー
学名:Sambucus nigra
科名:レンプクソウ科スイカズラ科
レンプクソウ科はAPG II分類、スイカズラ科は新エングラー体系の表記になります。

検定で出題されるハーブ15種類のリスト

メディカルハーブ検定で出題対象となる15種類のハーブリストです。

  • アオイ科
  • 1.ウスベニアオイ
    2.ハイビスカス
    3.リンデン

  • イラクサ科
  • 4.ネトル

  • オトギリソウ科
  • 5.セントジョーンズワート

  • キク科
  • 6.エキナセア
    7.ジャーマンカモミール
    8.ダンディライオン

  • クワ科
  • 9.マルベリー

  • シソ科
  • 10.ペパーミント

  • トケイソウ科
  • 11.パッションフラワー

  • バラ科
  • 12.ラズベリーリーフ
    13.ローズヒップ

  • モチノキ科
  • 14.マテ

  • レンブクソウ科
  • 15.エルダーフラワー

次回は、出題対象のハーブそれぞれの特徴など、詳細なプロフィールを見ていこうと思います。
※ハーブの学名の由来や語源はあくまで参考情報となり、試験の出題範囲ではないようです。

なお、ハーブだからということで、どちらかというと天然のものというイメージを持ってしまいがちですが、安心できるものだと過信せず、十分な知識を持って慎重に摂取しましょう。