【メディカルハーブ検定対策】Chap.1-8 エキナセア(キク科)のプロフィール

メディカルハーブ検定対策、今回はキク科エキナセアという植物についてのプロフィールです。

エキナセアのプロフィール

エキナセア echinacea

学名Echinacea angustifolia(エキナケア・アングスティフォリア)、
Echinacea purpurea(エキナケア・プルプレア)、
Echinacea pallida(エキナセア・パリダ)
科名キク科
使用部位地上部、根部
花の色ピンク色
主要成分エキナコシド、シナリン、多糖類、イソブチルアミド
作用免疫賦活、創傷治療
適応風邪、インフルエンザ、尿道炎、治りにくい傷

詳細

北米大陸が原産のエキナセアは、「インディアンのハーブ」とも呼ばれています。

北米先住民が最も大切にしていたハーブで、伝染病や毒蛇に咬まれたときの治療薬として利用されました。

今でも米国において人気のある多年草のハーブです。

第二次世界大戦の後にドイツの科学者が自国に持ち帰り、欧州での栽培及び科学的研究が進みました。

免疫賦活作用や抗ウイルス作用などの有効性が確認され、免疫力を高めるハーブとして知られています。

青臭いハーバルな香りで、独特の風味があり、昭和初期頃に我が国に入ってきました。

エキナセアに含まれる多糖類は、マクロファージの活動を活発にして、インターフェロンの産生を促進することが報告されており、天然の抗生物質ともいわれます。

現在においては、欧州で風邪、インフルエンザ、カンジダ、尿道炎、膀胱炎、ヘルペスといった感染症に、医薬品の補助療法や予防に用いられており、治りにくい傷であれば外用されます。

もともと根部を使っていましたが、現在では地上部も用いられるようになり、生の搾り汁、チンキ剤、カプセル剤に利用されます。

安全性はクラス1で、適切な使用であれば安全ですが、キク科アレルギーの方は注意しましょう。

なお、ドイツのコミッションEモノグラフ(ドイツ政府が設立した薬用植物の評価委員会が編集した研究論文)によれば、Echinacea purpurea(エキナケア・プルプレア)とEchinacea pallida(エキナセア・パリダ)は、使用期限を8週間以内としています。