【メディカルハーブ検定対策】Chap.1-13 パッションフラワー(チャボトケイソウ科)のプロフィール

パッションフラワーのプロフィール

パッションフラワー Passionflower

学名Passiflora incarnata(パッシフロラ・インカルナタ)
和名チャボトケイソウ
科名トケイソウ科
使用部位地上部の全草
花の色青紫色
主要成分フラボノイド(アピゲニン)
フラボノイド配糖体(ビテキシン)
アルカロイド(ハルマン、ハルモール)
作用中枢性の鎮静、鎮痙
適応精神不安、神経症、不眠、高血圧

詳細

見た目が独特で、正直禍々しいというかなんというか、第一印象はそんな感じがしたのがパッションフラワーです(笑)

パッションは情熱ということではなく、受難を意味しています。

キリストの受難を示しているようで、直訳すれば受難の花になり、欧米においては雌しべがキリストの十字架、5つの雄しべはキリストの5つの傷をさせることによるものです。

子どもから高齢者、更年期の女性など、作用が穏やかなので幅広く安心して使えます。

植物性の精神安定剤(トランキライザー)として有名で、向精神性ハーブに分類されています。

ちなみに、果実のパッションフルーツとは違う品種になります。

1569年、スペイン人医師によりペルーで発見されました。

そこから欧州にもたらされ、1880年代中頃になると、南米の先住民や奴隷などの間で、鎮痛剤として利用されていた方法が北米にもたらされました。

メディカルハーブとしての歴史は長くあり、不眠、発疹、神経痛、ノイローゼ、眼病などの研究がされています。

鎮痛作用については、1897年に初めて臨床的に記録され、1980年代初期には、鎮痙作用、不安緩和、高血圧における有効性が、臨床的に確認されています。

化学的研究によると、精神的な緊張や、それに伴う不眠を改善して、落ち着きを取り戻します。

頭痛や歯痛、生理痛などの激しい痛みにも利用されます。

実はパッションフラワーの効果のメカニズムは完全に解明されていないのですが、ハルマンなどのアルカロイドや、ビテキシンアピゲニンなどのフラボノイド類の複合効果だと考えられています。

鎮静系のハーブとのブレンドが効果的です。(ジャーマンカモミールなど)

安全性はクラス1、適切な使用であれば安全に摂取することが可能です。

乾草の香りがするものの、さっぱりとした風味です。