【メディカルハーブ検定対策】Chap.3-10 「多糖類」って何?「粘液質」って何?
頻繁に成分の名前として出てきていた多糖類ですが、実際何なのでしょうか?
糖という漢字から、何か甘いような成分が多くあるもの?というイメージしかありませし、粘液質についてもぬるぬるしたような、ねばねばしたようなイメージしかないですが(笑)、きちんと概要だけでも確認しておきます。
目次
多糖類とは
化学的結合により結びついた多数の糖(単糖、またはオリゴ糖)からなっている分子量がきわめて大きい高分子の重合体、これが多糖類です。
なんだか難しいですね(笑)
単糖はこれ以上加水分解されない糖類のこと、オリゴ糖は単糖がグリコシド結合によって数個結合した糖類のオリゴマーです。
ますますよくわかりませんね(笑)
オリゴ糖はよく聞きますが(笑)
要は単糖、またはオリゴ糖が集まったものだという感じで捉えておけばいいですかね。。
そして、粘液というのは長い連鎖状態の多糖類になります。
連なった感じですかね・・。
粘液は水と混ざるとぬるぬるして半固形状態になり、一般にゲル、ジェルといわれているものです。
損傷、炎症を起こした部位につければ、粘膜保護の役割があり、皮膚には保湿作用があります。
ゲル状のクレンジングや美容液は、粘膜保護作用の特性が生かされたものでしょう。
粘液質が豊富に含まれているメディカルハーブは、ウスベニアオイ、エルダーフラワー、ハイビスカス、リンデンです。
粘膜を保護して、肌に潤いを与えてくれる美肌効果抜群のハーブになります。
なかでも、リンデンを使ったパックやゴマージュは、美白や保湿効果があり、シミ、シワのお手入れにおすすめですね。
ハーブティーで使用した後の出がらしも入浴剤として利用するのもいいのではないでしょうか。
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