【メディカルハーブ検定対策】Chap.4-2 メディカルハーブによるケア(精神的トラブルには)
メディカルハーブのケアは、精神面のストレスにも役立ちます。
その他のメディカルハーブのケア:
消化器系のトラブル
精神的トラブル
脳の視床下部と下垂体は、日常生活で受けるさまざまな感情に繊細に反応しています。
その影響により、自律神経、内分泌の調節が乱れてしまうと、症状が現れるようになります。
不眠、抑うつ
不眠や抑うつになる原因は人それぞれではあるものの、まずは鎮静作用があるハーブで神経をクールダウンさせましょう。
なお、不眠については、寝つきが悪い入眠障害、夜中に目が覚めてしまう中途覚醒、眠りが浅い熟眠障害、早く目が覚める早期覚醒(これは抑うつ傾向があるといわれています)といったタイプがあります。
不安や抑うつにオススメのハーブは?
まず代表的なのが、セントジョーンズワートです。
うつ傾向が強い早期覚醒タイプにいいでしょう。
ジャーマンカモミール、ペパーミントは、不眠といえば名前が挙がる定番のハーブになります。
鎮静作用や緩和作用で心身をリラックスさせて睡眠を誘います。
どちらもハーブティーとして飲用しますが、ブレンドするのもオススメです。
最後に、リンデンもおすすめです。
就寝前に、芳香浴で部屋に湯気と香りを拡散させ、リラックス出来て心地よく眠られるでしょう。
不安、緊張
不安や緊張が長く続くと、心身に動悸や胃の痛みなどの症状が出て来ることがあります。
スポーツにおける試合前、試験などの本番前など、私も緊張するとよく胃が痛くなってしまいます。
この場合、平穏な気持ちを取り戻させたり、気分を高揚させてくれるハーブが役立ってきます。
不安、緊張にオススメのハーブは?
鎮静作用、緩和作用のあるジャーマンカモミールのハーブティーはやはりオススメになります。
手浴も効果的で、鼻から湯気を吸いこんで、鎮静効果を全身に行きわたらせましょう。
そして、パッションフラワーもオススメになります。
植物性の精神安定剤(トランキライザー)と呼ばれるほどで、ジャーマンカモミールと一緒に飲用すれば、更に効果を高められます。
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