【メディカルハーブ検定対策】Chap.4-7 メディカルハーブによるケア(日常的なトラブルには Part 2)
Part 1からの続きです。
日常的なトラブルについて確認していきます。
日常にある不調
慢性疲労
慢性疲労には、強壮作用のあるハーブをライフスタイルに取り入れていきましょう。
活力の源となる肝臓をケアし、心身のバイタリティーを回復させるのも大切です。
慢性疲労にオススメのハーブは?
強肝・利胆作用があるダンディライオンは、滋養強壮に効果的です。
根をローストしたハーブティーがおすすめで、牛乳とも相性が良く、ミルクティーしても美味しく飲めます。
そして、南米で強壮作用があるハーブとしてマテが有名です。
アルカロイドによるカフェイン効果で、心身を元気づける効果があります。
南米において、マテ茶にミルクを使ったものをコシードと言われ、マテ茶を冷やしたものがテレレと呼ばれています。
二日酔い
飲みすぎてしまうことがあると思います。
しっかり自制するのが大切ですが、体内のアルコールが代謝されずに残っていることが原因で、吐き気や頭痛、だるさなどがあります。
ですので、アルコールの排出を助けるメディカルハーブを役立てましょう。
二日酔いにオススメのハーブは?
吐き気などの症状には、さわやかな香りが効果を発揮するペパーミントが有効です。
ハーブティー、全身浴でリフレッシュしましょう。
肝臓の機能を高めて、アルコールの排出を促すダンディライオンもおすすめです。
解毒作用があるので、水分補給も兼ねてハーブティーとして多めに飲用しましょう。
レモンの20~40倍も含まれる天然のビタミンCがあるローズヒップもおすすめです。
肝臓の機能を高めてアルコールの分解、解毒を促進します。
ハーブティーとして、飲む直前に乳鉢などで細かくつぶして、約5分程度抽出して飲用しましょう。
外傷
小さい傷やひびわれ、軽度の火傷には、鎮痛作用のあるハーブを用いましょう。
大きな外傷なら、きちんと病院へ行って適切な手当てをしてもらいましょう。
外傷にオススメのハーブは?
軟膏としてセントジョーンズワートが適しています。
鎮痛作用が痛みを和らげてくれます。
浸出油にすれば、やけどに利用できます。
北米の先住民が古くから使用していたエキナセアは、感染症の予防、創傷治癒作用が期待できるハーブです。
そして、ビタミンCの補給でコラーゲンを生成を促すローズヒップも傷の治癒に用いられます。
エキナセアとのブレンドティーもよいでしょう。
スポーツ
運動によって消費されるエネルギーの素となる糖質を補うのは、スポーツでは常識です。
糖質のエネルギー代謝を助けるハーブを活用しましょう。
スポーツ前にオススメのハーブは?
ハイビスカスは、糖質のエネルギー代謝を活発にする手助けになり、ローズヒップを加えてブレンドティーにして、運動前に摂取すればビタミンCの補給ができます。
口臭予防
食事、手入れの不足や炎症など、口臭の原因は様々です。
濃いめのハーブティーで対応してみましょう。
市販の口腔洗浄剤と違って、刺激も強くなく、ハーブなら飲み込んでも安心です。
口臭予防にオススメのハーブは?
ラズベリーリーフはマウスウォッシュによく使用されていて、収れん作用が口内炎、歯肉炎などの口臭の元になる症状を和らげるのを助けて、フランボワーズのほのかな香りがあります。
清涼感のあるペパーミントを足してもいいでしょう。
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