【紅茶のこと】茶葉の個性を生かし、好みの一杯を追及する

2018年10月4日

紅茶の種類、メーカーのブレンドをはじめとした特徴は様々で、どれも好みがあり、美味しく味わえるようになっていますが、茶葉の個性を把握して、本当の自分だけのオリジナルブレンドを作ってみたいと思っています。

過去の記事でいくつか茶葉の特徴、傾向の概要を書きましたが、改めて確認しておきます。

紅茶

水色を濃くしたい

キャンディ

・透明度が高い
・オレンジ系の赤が美しい
・濃くなりすぎない

◆ルフナ
・ミルクティーで飲むのに適した水色の濃さ
・やわらかなスモーキーの香りもあり、バランスもとれる

◆CTC
・オレンジ・ペコーより水色が濃く出やすい
・粒が小さいほど黒に近い赤が出る

渋みを強くしたい

◆ダージリン
・濃厚な渋みを持つ種類は、ファースト、セカンドではなく、オータムナル
・香りのよさもある

◆アッサム
・オレンジペコーでどっしりと渋みと深い味わいを持つ
・蒸らし時間は長めが良い

◆ウバ
・刺激的な渋みがある
・クオリティシーズン外の渋みと使い分けても良い

香りを強くしたい

◆ダージリン
・ファーストフラッシュが良い
・香りの良さでは代表的な茶葉(フラワリー、グリニッシュなど)

◆ヌワラエリア
・紅茶らしさのある香り
・グリニッシュであり、フルーティーさやフラワリーさなどのさわやかさがある

◆キーマン
・一級品はフラワリーの甘い香り
・二級品以下はスモーキーさが増す

◆ラプサンスーチョン
・独特の燻煙でスモーキーな香り
・強い個性故に、使う量の調整で香りのパターンは多様になる

◆アールグレイ
・ベルガモットフレーバーを足す場合の香りに
・ブランドにより香りが異なるので、幅の広がりを期待できる