【紅茶のこと】緑茶も紅茶も茶ノ木は同じ

2018年9月7日

既知のことではありますが、紅茶の樹も緑茶の樹も茶ノ木は同じです。

茶葉の分類としては、主にインド種と中国種に分かれますが、もう少し詳しく確認してみます。

紅茶

インド種

インド種はアッサム種ともいいます。

縦が12~15せセンチ、横が4~5センチの大きな葉っぱのかたちが特徴で、葉先が尖り、淡い緑色をしています。

表面が凹凸で、繊維は荒く、熱帯産なので寒い地域では育たないようです。

故に、熱帯の地域ならではの強い日光で渋みのタンニンが生成されるので、紅茶に向いています。

中国種

一方で中国種は、インド種の半分ほどのサイズで、濃い緑色で表面はつるりとしています。

日本のお茶も中国種です。

紅茶の原材料となる樹は、ツバキ科の常緑樹で、原産地が中国雲南省のチベット山脈の高地、中国東南部の山岳地帯が発祥とされています。

発酵

ルーツを辿れば緑茶も紅茶も茶ノ木は同じですが、ではどこで紅茶や緑茶に”成る”のでしょうか。

茶葉が辿る運命が決まるのは、発酵です。

その発酵も次の3つに分かれます。

1.不完全発酵茶

もんだあとの茶葉を、蒸す、炒ることで発酵を防ぎ、本来の緑色に近い色合いで仕上げます。(自然発酵は少し起こります)

日本茶はこの不完全発酵茶です。

清茶(台湾の薄いウーロン茶)、ロンジン茶(中国の緑茶)もです。

2.半発酵茶

時の通り半分の発酵、つまり発酵を途中で止めます。

少しだけ発酵させた状態となり、中国茶(ウーロン茶)はこの半発酵茶です。

希少価値の高い、白茶(パイチャ)もです。

3.完全発酵茶

十分に発酵させたのが完全発酵茶です。

紅茶がこれに分類されます。

深い茶色で、それが紅茶のきれいな水色や香り、渋みを生成します。

– –

日本茶、中国茶、紅茶を分類させるのは発酵の強さです。