【紅茶のこと】ヒストリー – オランダが喫茶文化のはじまり?

2018年10月7日

紅茶というとイギリスを連想しますが、そもそも茶の文化自体は中国からヨーロッパにもたらされたものとされており、ヨーロッパはイギリスだけではないので、イギリス以外の国でも文化や歴史があります。

ボストンティーパーティーで触れましたが、オランダも紅茶史をひも解く中で重要な国になると思います。

紅茶

趣味からはじまる?

ヨーロッパに茶文化が広まったのは、17世紀に入ってからのことで、遡って、人文主義者,歴史家,地理学者のベネチア人、ラムージオにpという人物が、航海記に茶について記した16世紀半ばがはじめてで、イタリアやポルトガルもその後に茶を手にしていたようですが、関心がそれほど無かったようです。

しかし、17世紀に入り、オランダの貴族社会で、中国や日本の茶の飲み方などの東洋趣味が流行ります。

1602年、オランダは東インド会社を設立、1609年に日本の平戸に商館を開き、1610年にオランダ東インド会社の船が、平戸から日本の緑茶を持ち帰ったことが、オランダにおける東洋趣味の流行とされています。

喫茶文化のはじまり

さて、そのオランダのハーグでは、東洋の珍しい茶器具に関心を寄せた貴族や富裕層は、茶の淹れ方、飲み方の作法を楽しんでいたようです。また、当時の茶の値段は、金や銀にも匹敵するような高級品であることにくわえ、茶のもてなしは権威をあらわすことでもあり、砂糖やサフランで茶の価値をさらにひきあげていました。

そういった状況から、飲むときは背筋を伸ばしたり、中国や日本、茶について話をしたりといったことなどから、喫茶文化としてのはじまりといわれています。

そういった風習とともに茶がイギリスに持ち込まれたようです。

やはり貴族や富裕層からの文化が発端ですが、オランダがはじまりというのも、当時の時代から考えれば納得できますね。

ちなみに、日本の茶文化は奈良~平安時代がはじまりとされています。710年あたりから1190年代あたりと年代は幅広いですが、その頃もやはり茶は貴重だったようです。