【紅茶のこと】品質に関わる茶の部位、品質とは関係ないグレード

2018年9月8日

緑茶も紅茶も茶ノ木は同じですが、茶摘みにおける茶の部位によって、品質が変わってきます。

紅茶

茶の部位と名称

紅茶用の茶葉は、先端の巻いている新芽(フラワリー・オレンジ・ペコー)と1番目の小さい葉(オレンジ・ペコー)、2番目の葉(ペコー)の葉までを摘む一芯二葉が理想的で、上質な紅茶に向いています。

それより下の葉になると、育ちすぎていることから量産品向けの紅茶に使われるそうです。

ちなみに、3番目の葉(マザー・リーフ)、4番目の葉(スーチョン)は一芯三葉となります。

茶摘みと剪定を同時にしなければ、最良の状態の葉を収穫できないようで、茶摘みの熟練度合いが翌シーズン以降の茶葉の育成に影響されます。

紅茶以外の茶葉は機械で茶摘みされているところもありますが、紅茶は手で摘みます。

熟練者か初心者かで、品質が左右されるということです。

茶葉のグレード

グレードというと、ランク付けや品質の高さをイメージしますが、紅茶におけるグレードは、品質とは別物です。

単純に、茶葉の形状やサイズを指す基準が、紅茶におけるグレードです。

国際的な統一規格は無く、国ごとや産地、工場によって違いもあるようですが、およそ7~8種類が基本的な数のようです。

茶葉の大きい順に、オレンジ・ペコー、ペコー、スーチョン、ブロークン・オレンジ・ペコー、ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス、ファニングス、ダストなどです。

ファニングス以降のグレードは、ティーバッグなどの普及品に多く使われますが、香味が劣るといったわけでもないようです。

CTCについては、グレードに含まれません。

シーズンいついて

紅茶のシーズン、つまり旬があり、味に大きく影響します。

インドはファーストフラッシュ、セカンドフラッシュ、スリランカはクオリティシーズンという呼称になっています。

クオリティシーズンの茶葉は、国や産地で異なり、紅茶の特性や個性が備わり、高値でも取引されるのだそうです。

【主な産地のクオリティシーズン】