【紅茶以外の飲料のこと】コーヒーについて

紅茶は嗜好品の一つですが、比べられるのはコーヒーです。

そのコーヒーについても基本的な情報は知っておくといいでしょう。

コーヒーについて

コーヒーについて

コーヒーは、御存知の通りコーヒーの樹からコーヒーの豆を採ります

薄緑色の生豆を焙煎し、茶色のコーヒー豆になります。

栽培条件

赤道を中心として、北緯25度南緯25度の範囲の地域のコーヒーベルトで栽培されています。

平均気温はおよそ20℃で、霜や旱魃に弱いです。

コーヒーの三原種

飲用に使われている代表的な三原種があります。

1.アラビカ種・・・全生産量の6割で、ストレートやブレンドの主体です。

2.カネフォラ種・・・全生産量の4割で、麦焦がしのような臭いがあります。

3.リベリカ種・・・全生産量の1%弱で、日本はほとんどありません。

アラビカ種カネフォラ種が、商業用になります。

コーヒーの銘柄とその産地

よく聞く銘柄と産地の組合せは、コーヒーのことを知る上で基本的な情報となります。

ブルーマウンテン」「ハイマウンテン
ジャマイカ

サントス
ブラジル

トラジャ」「マンデリン
インドネシア

キリマンジャロ
タンザニア

モカ」「イルガチェフ
エチオピア

モカマタリ
イエメン

生産量・消費量について

世界のコーヒー生産量ですが、60~70ヶ国ある中で、

1位 ブラジル
2位 ベトナム(カネフォラ種が多くを占める)
3位 コロンビア

という順位になっています。

ベトナムは近年台頭してきた国ですが、中南米で全生産量の実に50%以上を占めています。

日本の輸入量は多く、アメリカ、ドイツに次いで世界第3位です。

消費量は世界で第4位、一人当たりの消費は世界12位で、石油に次ぐ輸入量となっています。

焙煎

コーヒーの生豆を火力で煎ったり、焼き上げたりすることを焙煎といいます。

焙煎度合いの基本は、

浅煎り」「中煎り」「中深煎り」「深煎り

の4段階です。

しかし、日本ではアメリカ式の8段階を広く用いており、

①「ライト」
②「シナモン」
③「ミディアム」
④「ハイ」
⑤「シティ」
⑥「フルシティ」
⑦「フレンチ」
⑧「イタリアン」

となっています。

保存と賞味期限

コーヒーは、水分酸素を嫌います。

蓋のできる容器を使い、日の当たらない通気性の良い涼しい場所に置きましょう。

臭いが強いものの近くや、冷蔵庫での保存は避けましょう。

保存期間は、開封していないのであれば、缶入りが18か月真空パックとボッシュ包装が12か月です。

開封したのであれば、豆のままなら最大1か月程度、粉の場合は10日程度ですが、早めに飲むのがいいでしょう。

インスタントコーヒー

いわゆるソリュブルコーヒーで、コーヒー抽出液から水分を除去したものになります。

製造方法は、大きく分けて以下の2つがあります。

スプレードライ方式噴霧乾燥法)といい、乾燥した粉末状のコーヒーができます。

もう一つはフリーズドライ方式凍結乾燥法)で、大粒の粒子ができて、コーヒーアロマがよく保存されます。

カカオ

カカオは、あおぎり科テオブロマ属カカオという学名になります。

栽培地域は、赤道を中心に北緯20度、南緯20度以内の地域となり、平均気温は27℃以上が必要です。

生産量は、

1位 コートジボワール
2位 ガーナ
3位 インドネシア

となっています。

カカオというとチョコレートがイメージされます。

チョコレートの調整を、調温(テンパリング)といいます。

紅茶でもコーヒーでも、水は欠かせません。

コーヒーのフレーバーに大きな障害となってしまう水に含まれている塩素、鉄、銅の影響は大きいとされています。

コーヒーとの関係でいえば、水素イオン濃度(PH)の中性は7.00という定義があり、酸味は5.50で実感されるという、あくまで説としてあるようです。

PHは数値が少ないほど酸味が強く、数値が大きければ酸味は弱くなります。

美味しい水の判断基準の一つに、ミネラルが関係してきます。

そのミネラルをどれくらい含むかどうかは、硬度が関わります。

硬度は、(カルシウムイオンの量×2.5)+(マグネシウムイオンの量×4.0)で換算した数値を表し、この数値が高いほどミネラルが多く含まれているということになります。