【おすすめの映画】『ボヘミアンラプソディ』ラスト21分の前振りは本当
公開されるや、世界中でヒットしている『ボヘミアンラプソディ』を見ました。
ほぼ社会現象となり、ニュースや情報番組、ネットでも話題になっていて、洋楽好きなら見に行かなければと思っていて、ようやく見に行くことができました。
レビュー
しつこいくらい宣伝されていた”ラスト21分“は、圧巻だったと思います。
熱くなり、こぶしを突き上げ、シンガロングしたくなり、なぜか涙がこみ上げるという感覚になりました。
多くの人が絶賛する理由は、おそらくこのラスト21分にほぼすべてが詰まっているともいえるでしょう。
だからといって、それまでのストーリーが退屈かというと決してそんなことはなく、史実も創作も含めて、ラスト21分に向けての、ある種のフラストレーションだと私はとらえています。
もちろん、ストーリーの中で歌っているシーンやロックバンドとしての演奏もあり、レコーディングの様子なども面白く見ることができました。
フレディマーキュリーの人間性をはじめ、ロックの枠にとらわれない才能、悩みや葛藤など、ある種の孤独にも苛まれる様子など、多くの面がうかがえます。
また、フレディーを取り巻くバンドメンバー、恋人、家族、レコード会社の人間など、様々な人間関係の中で経過していく様子は、どこにでもあること、だれにでも起こり得ることがあるかもしれませんが、セクシュアリティーに触れるところも含めて、フレディーの歴史の一つですね。
圧巻のラストは、涙するほど熱くなり、体温が以上に上がっていて、まるで本物のライブ会場にいたときのような感覚になるほどのものでした。
クイーンというロックバンドを、知っていても知らなくても、十分楽しめて熱くなれる映画だと言えるでしょう。
これがすべてではないですが、オーディエンスの一人として久々にエキサイティングした時間を過ごせたと思います。
1991年11月24日、エイズによる気管支肺炎で亡くなってしまったフレディですが、こうやって再び注目され、彼が作った音楽が色あせることなく、今もどこかでなっているということは、強烈な印象であり、伝説になっているということなんですね。
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