Cream『Disraeli Gears カラフル・クリーム』(1967)レビュー:万華鏡のように煌めく、サイケデリック・ブルースの金字塔

楽曲, 音楽

アルバム

ジャケット

アーティスト

Cream クリーム

アルバムタイトル

Disraeli Gears カラフル・クリーム

レビュー

1967年、ロックが最も熱く、そして目まぐるしく変貌を遂げていた時代に、クリームが放ったセカンドアルバム『Disraeli Gears(カラフル・クリーム)』は、まさにその時代の熱気の中にある一枚じゃないでしょうか。

当時メンバーであった3月30日生まれのギター・ヒーロー、エリック・クラプトンが、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーという最強のリズム隊と共に、ブルースを基盤としながらもサイケデリックな色彩を大胆にまとわせた本作は、革新性と輝きを併せ持っていますね。

Sunshine Of Your Love

エリック・クラプトンというと、やはりギター・プレイに魅力を感じる多くの方がいるのではないかと思います。

いわゆる彼の「泣きのギター」は、ブルースの魂を深く宿しつつも、時に幻惑的なサイケデリック・トーンで聴く者を異次元へと誘います。

「Sunshine of Your Love」の印象的なリフや、「Strange Brew」での粘り気のあるソロは、彼のギターが単なる楽器の演奏を超え、まるで歌っているかのように響き渡ることを証明しています。

そして、ジャック・ブルースの歌心溢れるベースラインと、ジンジャー・ベイカーの変幻自在なドラミングが、そのギターをさらに際立たせ、三位一体となったアンサンブルは、まさに「スーパーグループ」と呼ぶにふさわしい濃密さだと思います。

『Disraeli Gears』は、ブルースというルーツを深く持ちながらも、当時のカウンターカルチャーがもたらしたサイケデリックなムーブメントを巧みに取り入れています。

アルバム全体を覆う、どこか幻想的でカラフルなサウンドは、まさに「カラフル・クリーム」という邦題がぴったりでもあります。

歌詞もまた、内省的でありながらも、時にシュールで詩的な表現が散りばめられていて、聴くたびに新たな発見があるような奥深さがあり、60年代のUKロックが持つ、自由で実験的な精神が、このアルバムには惜しみなく注ぎ込まれていると感じます。

まだ60年代のサイケデリックやブルース・ロックを深く知らない新しい世代のリスナーには、ぜひこの『Disraeli Gears』を聴いてみてはどうでしょうか。

エリック・クラプトンのギターが放つ輝き、そしてクリームというバンドが築き上げた音楽の地平線は、今もなお多くのアーティストに影響を与え続けているのでしょう。

この一枚が、もしかするとあなたの音楽探求の新たな扉を開くきっかけになるかもしれませんね。

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トラックリスト

1. Strange Brew
2. Sunshine Of Your Love
3. World Of Pain
4. Dance The Night Away
5. Blue Condition
6. Tales Of Brave Ulysses
7. Swlabr
8. We’re Going Wrong
9. Outside Woman Blues
10. Take It Back
11. Mother’s Lament

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私の視聴環境

レコードプレーヤー TEAC TN-350

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電源USB端子接続 低音用
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