【おすすめの洋楽】Earth(2020)/ EOB

楽曲, 音楽

久しぶりにレディオヘッド関連の話題として、ギタリストのエド・オブライエンのソロ作であるアルバムがリリースされましたね。

EOB“という名義で、アルバムタイトルは『Earth』です。

ジャケット

EOB Earth

レビュー

「Shangri-La」
 

冒頭の「Shangri-La」以外でも、既にいくつか楽曲を発表していたこともあり、今後の動向を気にされてたファンもいるのではないでしょうか。

レディオヘッドというと、バンドというグループとしてはもちろん、ヴォーカルのトム・ヨークを中心として異質でありながらユニークな存在であるが故によく注目されていて、信望するファンも多いと思います。

ソロとしてはもちろん、アトムス・フォー・ピースといったレディオヘッド以外での活動、そして

しかしながら、個人的にはメンバーの中でのソロ活動の中でこのエド・オブライエンのアルバムが一番すんなりと体が受け入れましたね。

なぜなんだろうと考えると、エレクトロな要素はありつつも、人間的要素が薄れていないことなんじゃないかと感じたからだと思っています。

また、ギタリスト故のアルペジオが柔らかく、包み込まれるようです。

「Brasil」
 

また、浮遊感を得るような楽曲だけでなく、「Olympik」はビートに乗りつつも、8分を超える長さでも飽きない展開と依存しない持続性のあるかっこいいトラックです。

最後のトラック「Cloak Of The Night」は、ローラ・マーリングという英国のフォーク新世代の一人とされるシンガーソングライターと一緒に歌っています。

こういったアコースティック的アプローチは、他のメンバーではあまりピンとこないのですが、エドならばしっかりと聴き入れる感覚を得られました。

今年リリースされたアルバムの中で、個人的にお気に入りな1枚になりそうです。

トラックリスト

01. Shangri-La
02. Brasil
03. Deep Days
04. Long Time Coming
05. Mass
06. Banksters
07. Sail On
08. Olympik
09. Cloak Of The Night