U2『Easter Lily EP』(2026): 灰の中から咲く、希望の歌
アルバム
ジャケット

アーティスト
U2 ユー・ツー
アルバムタイトル
Easter Lily EP
レビュー
2026年4月3日(聖金曜日)にサプライズリリースされたU2の本EP『Easter Lily』は、そのわずか6週間前に発表された『Days of Ash』と対をなす作品として、深く、そして力強いメッセージを投げかけています。
『Days of Ash』が現代社会の「灰」や「困難」を象徴していたとすれば、この『Easter Lily』は、まさに「復活」と「希望」の象徴。
アッシュ・ウェンズデーからイースターへと続く、再生の物語をU2が音楽で紡ぎ出した、そんな印象を受けますね。
本作も前作同様、ジャックナイフ・リー(Jacknife Lee)がプロデュースを手がけており、U2らしい壮大なスケール感と、現代的なサウンドプロダクションが見事に融合しています。
ボノの歌声は、前作で感じられた切実さに加え、より一層の希望と慈愛に満ちているように聞こえます。
エッジのギターワークも、単なる伴奏に留まらず、楽曲の持つ精神性を深く掘り下げ、聴く者の心に静かに、しかし確実に響く音色を奏でています。
6曲で構成されており、そのタイトルからも「復活」や「信仰」といったテーマが色濃く感じられます。
「Song for Hal」は、エッジがリードボーカルを務め、内省的ながらも力強いメッセージが込められているようです。
「In A Life」や「Scars」といった楽曲は、人生における苦悩や傷跡を乗り越えることの尊さを歌い上げているのではないでしょうか。
そして、アルバムのタイトルにもなっている「Easter Lily」は、アイルランドの歴史的背景と現代の平和への祈りが交錯する、U2ならではの深遠な世界観が広がっています。
パティ・スミスの作品へのオマージュも感じられる「Easter Parade」や、新たな詩をフィーチャーした「COEXIST (I Will Bless The Lord At All Times?)」など、彼らの尽きることのない探求心と創造性が随所に光っています。
音楽を通じて、人々の心に希望の光を灯し、困難な時代を生き抜くための力を与えようとしているからと感じます。
この『Easter Lily』は、単なる宗教的なメッセージに留まらず、普遍的な人間の感情、つまり「絶望からの再生」というテーマを、ロックという形で表現しているのでしょう。
U2は常に、単なるエンターテイメントを超えた、魂の糧であり続けているのかもしれませんね。
まさに「灰の中から咲く、希望の歌」と言えるでしょうね。
国内盤CD
輸入盤CD import CD
レコード盤 Record LP
トラックリスト
01. Song For Hal
02. In A Life
03. Scars
04. Resurrection Song
05. Easter Parade
06. COEXIST (I Will Bless The Lord At All Times?)
Spotify
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