T.Rex『Electric Warrior 電気の武者』(1971)レビュー:ロックンロールが星空を駆け抜けた瞬間
アルバム
ジャケット

アーティスト
T.Rex Tレックス
アルバムタイトル
Electric Warrior 電気の武者
レビュー
1971年リリース、英国チャート1位を獲得した本作は、グラム・ロックを直感で伝えてくれるようなアルバムかもしれません。
いわゆる「名盤だから勉強しなければ」と構えず、まずは音のきらめきに身を任せて聴けばいいでしょう。
T. Rexを率いるマーク・ボラン(9月30日生まれ)は、フォーク・ロックから出発したミュージシャンなんですね。
ここでは歪んだエレキギターと、身体を揺らすリズムが前面に出ています。
プロデューサーのトニー・ヴィスコンティによる広がりのある音作りも、ボランの歌を部屋の中から大きな宇宙へ連れ出しているようです。
まず聴きたいのは「Get It On」ですね。
米国では「Bang a Gong (Get It On)」としても知られる代表曲らしいのですが、単純なのに忘れられないギター・リフと、挑発的なボーカルが魅力です。
難しいことを考えなくても、始まった瞬間に肩が動き出します。
「Jeepster」も格好つけているのに、どこか無邪気です。
一方の「Cosmic Dancer」には、きらびやかな世界の奥にある孤独が滲んでいます。
踊ることと夢を見ることが同じ場所にあり、ボランの歌声が長い余韻を残します。
宇宙、恋、きらめき、欲望。
断片的な言葉が音に乗ることで、現実より少し色の濃い世界が立ち上がるのです。
本作は重厚で難解な名盤ではなく、ある意味楽しさを堂々と肯定した名盤ではないでしょうか。
ロックンロールの新鮮さがあるように感じますね。
国内盤CD
トラックリスト
01. Mambo Sun
02. Cosmic Dancer
03. Jeepster
04. Monolith
05. Lean Woman Blues
06. Get It On
07. Planet Queen
08. Girl
09. The Motivator
10. Life’s a Gas
11. Rip Off
Spotify
私の視聴環境
Creative Pebble ブラック
音声入力3.5mm ピンプラグ接続
電源USB端子接続 低音用
パッシブラジエーター搭載
出力4.4W アクティブ スピーカー
SP-PBL-BK







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません