【おすすめの洋楽】Antics(2004)/ INTERPOL

2019年4月7日楽曲, 音楽

イギリスのバンド?と思うほどイギリスっぽい、米国ニューヨークのロックバンドです。

それもそのはず、ギター/リードヴォーカル、リードギター/バッキングヴォーカルのメンバーはどちらも英国生まれみたいです。

ジャケット

INTERPOL Antics

レビュー

初めて聴いた時、イギリスのバンドだと思いました。

ダークなサウンドで突き進んでいく様と、たまたまかもしれませんが、バンドのスーツっぽい姿が少しオシャレに、そしてどことなく暗さも併せ持つ・・・それほどイギリスの空気をまとったような感覚に思えたのと、ちょうどリバイバルの時期に目にしたことで、ポスト・パンク勢の影響もサウンドから伺えます。

“暗さ=ネガティブ”が、”暗さ≒ネガティブ”として成り立つ優位性を持つアルバムであると同時に、むしろそういったものとは逆かな、と改めて全体を聴いて思わなくもないです。

初めて聴けばダークな印象は否めないです。

しかし、インターポールの面々が紡ぎだす波形は、美しい曲線です。

スタイリッシュな恰好だけじゃなく、サウンドもそれに見合い、”美しいダーク”です。

シングルカットされた「Evil」「Slow Hands」のサウンド展開は、アルバムの中で特に広がりのおおきなものです。

「Evil」

 

ニューヨークという街並みが影響したかはわかりませんが、少なくともどこかの一角にありそうな風景を連想させなくもないです。

こういうオシャレもあります。

トラックリスト

01. Next Exit
02. Evil
03. NARC
04. Take You On A Cruise
05. Slow Hands
06. Not Even Jail
07. Public Pervert
08. C’mere
09. Length Of Love
10. A Time To Be So Small


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