Austin Mahone『Dirty Work – The Album』(2017)レビュー:ヒット曲の先にある、極上のポップ・グルーヴ

楽曲, 音楽

アルバム

ジャケット

アーティスト

Austin Mahone オースティン・マホーン

アルバムタイトル

Dirty Work – The Album

レビュー

オースティン・マホーンの「Dirty Work」を聴くと、”35億”のフレーズとともに、ブルゾンちえみの姿もイメージされます。

4月4日生まれの彼が、日本においてはある種の社会現象的なものもある中で、2017年にリリースしたアルバム『Dirty Work』は、単なるネタ曲が収録されているアルバムで見過ごせない、良質なポップ・ミュージックが詰まった一枚です。

Dirty Work

アルバムの核となる「Dirty Work」は、ファンキーなベースラインとブラスセクションが印象的な、80年代のダンス・ポップを現代的にアップデートしたような楽曲です。

歌詞の内容も、実は「9時から5時までの仕事じゃない、夜通しのハードワーク(=恋の駆け引き)」を歌った、少し大人びたものだったりします。

この曲のキャッチーさに惹かれてアルバムを手に取った洋楽好きのリスナーなら、「Lady」などの楽曲で見せる、彼のR&Bへの深い造詣や、ダンス・ミュージックとしての完成度の高さに驚かされるんじゃないかな、と思います。

個人的にこのアルバムで注目してほしいのは、オースティン・マホーンのボーカリストとしての成長で、どうやら初期のアイドル的なイメージから脱却し、ブルーノ・マーズを彷彿とさせるような、ソウルフルで艶のある歌声を随所で聴かせてくれているようにも感じます。

特にミディアムテンポの楽曲では、彼の繊細な表現力が際立っていて、単なる「流行りのポップスター」ではない、一人のアーティストとしての矜持を感じさせてくれますね。

「Dirty Work」という一曲のインパクトが強すぎるあまり、アルバム全体をじっくり聴く機会を逃していた人もいるかもしれませんが、それは少しもったいない気がします。

ここには、ドライブやパーティーのBGMにぴったりな、ポジティブでエネルギッシュな空気が満ち溢れています。

時代を彩ったヒット曲を入り口に、彼の音楽的なバックグラウンドや、ポップ・ミュージックとしての純粋な楽しさを再発見してみるのも、素敵な音楽体験になるんじゃないかなと思います。

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レコード盤 Record LP

トラックリスト

01. Dirty Work
02. I Don’t Believe You
03. Perfect Beauty (featuring Bobby Biscayne)
04. Found You
05. Love at Night (featuring Juicy J)
06. Pretty & Young
07. Lady (featuring Pitbull)
08. Better with You
09. Double Up
10. Wait Around
11. Except for Us
12. Shake It for Me (featuring 2 Chainz)

Spotify


私の視聴環境

レコードプレーヤー TEAC TN-350

ヤマハ ネットワークレシーバー

スピーカー ONKYO オンキョー D-012EXT(D)

Google Pixel Buds(ワイヤレスイヤホン)

Air Pods(エアポッズ)

Creative Pebble ブラック
音声入力3.5mm ピンプラグ接続
電源USB端子接続 低音用
パッシブラジエーター搭載
出力4.4W アクティブ スピーカー
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