【おすすめの洋楽】Head Above Water(2019) / AVRIL LAVIGNE

2019年10月17日楽曲, 音楽

ポップでパンキッシュなイメージを持っていて、デビューから17年経ち、当初のイメージから大きく飛躍した感じがあるAvril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)の6枚目のアルバム『Head Above Water』です。

ジャケット

AVRIL LAVIGNE Head Above Water

レビュー

デビューして世界中でヒットを飛ばしている時、画面やミュージックビデオ、時折流れるライヴ映像やインタビューで、やんちゃで元気という表面的かつ大して深くも考えずにイメージしていた頃からそれなりに時が経つと、変わっていくことは誰しもがありますが、アヴリル・ラヴィーンもしっかりとそういった中の人でもありますが、これほどかっこよくなっているとは思いませんでした(笑)

単純に私がデビュー作の記憶しかないのでなんとも言えないことばかりですが、そうはいってもアヴリル・ラヴィーンはアヴリル・ラヴィーンであるわけなので、かっこいいというのはもちろん、大人びたとか、落ち着いたとか、単純な表現を超えた存在になった感じがします。

「Head Above Water」

 

アルバムと同名及びリードシングルである「Head Above Water」ですが、一聴して歌声がかなりのクオリティと力量がアップされたように感じました。

「Head Above Water」を筆頭に、アルバム全体がそのアップスケールされたようなそんな領域に達しているでしょう。

ニッキー・ミナージュをフィーチャリングしている「Dumb Blonde」のテンションがアルバムを通じて高い方だと思いますが、全体的にはエモーショナルかつ壮大感もあって、これはこれでアヴリル・ラヴィーンの表現として私は大アリで、個人的には「Tell Me It’s Over」がかなりお気に入りですね。

わざとらしくなく、あざとくもないこの大物感(実際に大物なアーティストですが)はいいですね。

さて、そんなアヴリル・ラヴィーンですが、6年ぶりにジャパン・ツアーが行われることが決まったようですね。

2020年の5月に来日とのことで、詳細は公式サイトから時期に発表されるでしょう。

トラックリスト

01. Head Above Water
02. Birdie
03. I Fell In Love With The Devil
04. Tell Me It’s Over
05. Dumb Blonde feat. Nicki Minaj
06. It Was In Me
07. Souvenir
08. Crush
09. Goddess
10. Bigger Wow
11. Love Me Insane
12. Warrior