【おすすめの洋楽】Moral Panic(2020)/ NOTHING BUT THIEVES
通算3枚目となるNothing But Thieves(ナッシング・バット・シーヴス)のアルバム『Moral Panic』がリリースされました。
ジャケット
レビュー
アグレッシブな「Unperson」から始まる今作は、昨今のパンデミックがもたらした結果(遺産)の一つだという感じもします。
もちろん悪い意味ではなく、積極的なものとしてです。
衝動、迫力といった単調な表現を圧倒するようなヴォーカルであるコナーの存在を筆頭に、ギターバンドとしての存在感のレベルも上がったアルバムになっているのではないでしょうか。
先行公開されていた「Is Everybody Going Crazy?」のクオリティからして、アルバム全体にも期待を寄せていましたが、見事に応えてくれたような感覚がありました。
当初こそ、新型コロナで世界中が見えない不安になっていく中、健康や経済だけでなく、人々の思考や精神にも大きな影響を与えていましたが、その状態とそれをどうにかしようと対策することが標準になりつつありますが、払拭されない不安が様々な形となって表面化しています。
「Phobia」を初めて聴いたときは、そんな感じでしたね。
さて、そんなナッシング・バット・シーヴスですが、2020年12月12日(土) 19:00よりオンラインライブを行い配信されるようです。
フリー視聴はありませんが、タワレコのオンラインショップで予約・購入した方のみ先着200人にそのチャンスがあるようなので、気になる方はタワレコの詳細情報をご確認ください。
(https://tower.jp/article/feature_item/2020/10/20/0109)
トラックリスト
01. Unperson
02. Is Everybody Going Crazy?
03. Moral Panic
04. Real Love Song
05. Phobia
06. This Feels Like The End
07. Free If We Want It
08. Impossible
09. There Was Sun
10. Can You Afford To Be An Individual?
11. Before We Drift Away
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