Young Rising Sons『YRS』レビュー:ポップ・ロックの進化系、希望に満ちたサウンド

楽曲, 音楽

アルバム

ジャケット

アーティスト

Young Rising Sons ヤング・ライジング・サンズ

アルバムタイトル

YRS

レビュー

米国のロックバンド、ヤング・ライジング・サンズによるアルバムです。

エネルギッシュなポップ・ロックでありながら、親しみやすいメロディと、前向きなメッセージが詰まっているのが魅力のこのアルバムは、彼らのキャリアの集大成であり、新しいスタートを告げるような、希望に満ちた作品に仕上がっていますね。

全体を通して、非常にオプティミスティックで、テンポの良いサウンドが展開されています。

彼らの音楽は、人生のアップダウンを正直に歌いながらも、決してネガティブに終わらない、励ましのようなものがあります。

La La Lonely

サウンド面では、彼らが持つポップ・ロックの核は保ちつつも、より洗練されたプロダクションが施されています。

高揚感のあるコーラスは、思わず口ずさんでしまうようなキャッチーさがあります。

 (Un)Happy Hour

彼らの音楽は、日常の中の小さな喜びや、前に進む勇気を与えてくれるような、そんな力があると感じます。

自分たちのルーツであるニュージャージーのロックシーンを大切にしながらも、常に新しいサウンドを取り入れようとする、音楽的な探求心にも満ちているように思います。

長年の活動の中で培ってきた、バンドとしてのアイデンティティと、リスナーへの感謝が詰まった作品だと感じました。

この『YRS』は、彼らが「自分たちらしくあること」を再認識し、その上で最高の音楽を届けようとしている、そんな姿勢が伝わってくる一枚ではないかな、と私は思います。

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トラックリスト

01. Cloud Nine
02. Hell Sounds Nice
03. Like Dancing
04. Oblivious
05. Famous On The Internet
06. La La Lonely
07. Fashion
08. Tomorrow
09. Outta My Head
10. Life’s A Mess
11. Thank You
12. Peppermint Highway
13. I.C.D.R.N.
14. Like You
15. Easy Listening
16. Suckers
17. (Un)Happy Hour
18. Scissors
19. Take Me Out
20. Knockoff Elvis
21. Ruby Retrograde
22. EASY
23. F.O.T.I.
24. TMRW
25. Scissors (Acoustic)
26. Tomorrow (Acoustic)
27. Oblivious (Acoustic)

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私の視聴環境

レコードプレーヤー TEAC TN-350

ヤマハ ネットワークレシーバー

スピーカー ONKYO オンキョー D-012EXT(D)

Google Pixel Buds(ワイヤレスイヤホン)

Creative Pebble ブラック
音声入力3.5mm ピンプラグ接続
電源USB端子接続 低音用
パッシブラジエーター搭載
出力4.4W アクティブ スピーカー
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