【おすすめの洋楽】Who Am I?(2021)/ PALE WAVES
アルバム
ジャケット
アーティスト
Pale Waves ペール・ウェーヴス
アルバムタイトル
Who Am I?
レビュー
聴かず嫌いまではいかないものの、どこかUKギターロックを求めつつも納得できない雰囲気を個人的に感じていたここ2、3年を取り戻すかのように、さまざまなアーティストを漁っている最中ですが、このペール・ウェーヴスはなかなか良かったように思います。
一番のお気に入りは「Fall To Pieces」で、女性ヴォーカルのバンドのどこか突き抜けにくい雰囲気を、どちらかといえば突破してくれたような印象を受けました。
また、全体的にちょっと懐かしさのようなもの(それほどノスタルジック的なものではなく)があるなと思ったら、様々な解説にアヴリル・ラヴィーンの名前がちらほらと出てきていたので、なるほどなとも思いましたが、一種のポップアイコン的な存在感よりも、ギターバンドとしての存在感のほうがより感じられ、勝手にゴシック色が強いのかとおもっていた自分を反省させながら聴いています。
(ジャケットはピンときましたが)
それと、あまりUKロック的な雰囲気は感じられず、一聴すればアメリカのバンドかと思ったくらいでした。
良い意味で雑味がなく、ロックダウンという状況下で録られたようですが、アルバムタイトルが示すような問いかけは、こういった環境だからこそのクエスチョンになったのではないかと思うくらい、シリアスな雰囲気も感じます。
しかし、実際のアウトプットとして出てきたこのアルバムが、このバンドのある種の答えなのかもしれません。
トラックリスト
01. Change
02. Fall To Pieces
03. She’s My Religion
04. Easy
05. Wish U Were Here
06. Tomorrow
07. You Don’t Own Me
08. I Just Needed You
09. Odd ones Out
10. Run To
11. Who Am I?
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