The Black Keys『No Rain, No Flower』レビュー:雨の後の花のように、心地よいグルーヴ
アルバム
ジャケット

アーティスト
The Black Keys ザ・ブラック・キーズ
アルバムタイトル
No Rain, No Flower
レビュー
ザ・ブラック・キーズの音楽といえば、ガレージロックの荒々しさと、ブルースの土臭さが魅力的なイメージがありましたが、今回のアルバムは、その核となる部分は保ちつつも、どこか心地よいポップさと洗練されたグルーヴが加わっているように感じました。
このアルバムは13枚目のスタジオアルバム。
長年のキャリアの中で、彼らが培ってきたサウンドの進化を感じることができます。
剥き出しのガレージ感は少し抑えられていますが、その分、メロディが際立っていて、非常に聴きやすい作品に仕上がっているのではないでしょうか。
タイトルにある「No Rain, No Flower(雨なしで、花は咲かない)」という言葉が、このアルバムの持つメッセージを象徴している気がします。
困難を乗り越えた後の、晴れやかな気持ちを表現しているのかな、と。
特に、先行シングルにもなった「The Night Before」のような曲は、彼ららしい力強いロックでありながら、どこか軽快で、思わず体が動いてしまうような魅力があります。
また、「Babygirl」のような曲では、ファンクの要素も取り入れられていて、彼らの音楽的な探求心を感じます。
彼らのサウンドは、一見すると「落ち着いたロック」というターゲットからは少し外れるかもしれません。
しかし、このアルバムの持つグルーヴと、ソウルフルなバッキングは、リラックスしたい時にもぴったりだと思います。
特に、ドライブ中や、少し気分を上げたい時に聴くと、そのポジティブなエネルギーが伝わってくるのではないでしょうか。
ポップで洗練された印象を受けつつも、その根底には、彼らが築き上げてきたブルースロックの魂がしっかりと息づいているようです。
このアルバムは、彼らが「The Black Keysであること」を楽しみながら、新しいサウンドに挑戦している、そんな姿を見せてくれている気がします。
派手な変化ではないけれど、着実に進化を続けている彼らの音楽は、長年のファンにとっても、新しく彼らの音楽に触れる人にとっても、非常に魅力的な一枚になったのではないかな、と思いますね。
トラックリスト
01. No Rain, No Flowers
02. The Night Before
03. Babygirl
04. Down To Nothing
05. On Repeat
06. Make You Mine
07. Man On A Mission
08. Kiss It
09. All My Life
10. A Little Too High
11. Neon Moon
Spotify
私の視聴環境
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音声入力3.5mm ピンプラグ接続
電源USB端子接続 低音用
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