【おすすめ洋楽/ライヴ】Be Not Nobody(2002)/ VANESSA CARLTON

2018年12月2日ライブ, 音楽

Vanessa Carlton(ヴァネッサ・カールトン)が、2018年12月に来日します。

2002年にリリースされたこの『Be Not Nobody』と同年に来日して以来の日本らしいので、実に16年ぶり(!)なんですね。

個人的に2018年最後のライブ観覧予定なので、楽しみにその時を待ちつつ、アルバムを聴いて予習しておきます。

ジャケット

VANESSA CARLTON Be Not Nobody

レビュー

ヴァネッサ・カールトンは、米国ペンシルベニア州ミルフォード出身のピアニスト、シンガーソングライターというアーティストです。

元々はバレエをしていたそうですが、有名なバレエ学校へ進学するも、さまざまなフラストレーション等があり、バレエに見切りをつけて音楽の世界へ没頭します。

ピアノも幼いころから弾いていたこともあり、次第に歌詞も頭の中に浮かぶようになり、ニューヨークのクラブで演奏活動を試みるなど、音楽活動をこなしていく中で、アヴリル・ラヴィーン等を手掛けるプロデューサーと出会い、レコード会社と契約します。

そしてなんと言っても、彼女を知らしめたのは「A Thousand Miles」でしょう。

「A Thousand Miles」

 

透き通ったピアノのイントロからはじまり、透き通って綺麗ではあるものの素直に等身大な姿も映し出されているような歌声が素敵です。

また、歌詞もしんみりしている内容ですが、悲しさで包まれるようなことはなく、穏やかに物事が過ぎていくような感覚です。

冒頭の「Ordinary Day」もいいですね。

「Ordinary Day」

 

また、「Paint It Black」は、言わずと知れたローリングストーンズのカバーです。

穏やかピアノのメロディで歌われるヴァネッサのイメージを、何か衝動が突き動かすかのような激しさに多少驚きましたが(笑)、これはこれで面白いと思います。

「Pretty Baby」「Rinse」「Sway」「Paradise」など、良曲が揃っているものの、どことなく覆われているようなダークな雰囲気がよりアルバム全体を通しての良さを際立たせているのではないでしょうか。

なお、「A Thousand Miles」は、第45回グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀ソング賞にノミネート、日本ではゴールドディスク大賞(ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー)を受賞しています。

来日公演情報

ビルボードライブ東京
2018年12月11日(火)- 12日(水)
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30
詳細

ビルボードライブ大阪
2018年12月14日(金)
1stステージ開場17:30 開演18:30
2ndステージ開場20:30 開演21:30
詳細

個人的にビルボードは初めてなので楽しみにしています。

最終、大阪の2ndステージを観に行く予定です。

トラックリスト

01. Ordinary Day
02. Unsung
03. A Thousand Miles
04. Pretty Baby
05. Rinse
06. Sway
07. Paradise
08. Prince
09. Paint It Black
10. Wanted
11. Twilight
12. Twilight (Live Version)
13. Wanted (Ripe Mix Version)


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