【おすすめの洋楽レコード】Blood On The Tracks 血の轍(1975)/ BOB DYLAN
ボブ・ディランの通算15作目となる、1975年発表の『Blood On The Tracks 血の轍』のレコードです。
これも、ニール・ヤングの『Harvest』同様、父の持っていたレコードです。
ジャケット、その他アイテム
レビュー
数多のボブ・ディランの作品の中で、評価が高い一つであるこの作品は、冒頭の「Tangled Up in Blue ブルーにこんがらがって」が有名ですね。
70年代における傑作の一つとして名高いということは知っていましたが、やはりこの時代あたりこそが全盛期だったんだなぁと思わせられるフォークの雰囲気をひしひしと感じますね。
しかしながら、歌詞の奥ぶかさやもっと深い意味合いは相変わらず私にはわかりません(笑)
ただ、音だけに集中すればのびのびとした感じもよく伝わってきます。
全体的に地味な印象はありながらも、「Simple Twist of Fate 運命のひとひねり」、「Idiot Wind 愚かな風」など、良曲が揃っているので、この作品を最高傑作として挙げているのもうなずけます。
このとき、ボブ・ディラン自身がいろいろと辛いことがあった時期だそうですが、サウンド面でその様子は微塵も感じませんが、これから歌詞をしっかりと噛み締めていけば、そういった面がみえてくるのかもしれません。(「You’re Gonna Make Me Lonesome When You Go おれはさびしくなるよ」は、もしかしたらそんな内容かもしれませんが)
やはりディランの楽曲は、歌詞あってのものなのでしょうね。
トラックリスト
[side A]
01. Tangled Up in Blue ブルーにこんがらがって
02. Simple Twist of Fate 運命のひとひねり
03. You’re a Big Girl Now きみは大きな存在
04. Idiot Wind 愚かな風
05. You’re Gonna Make Me Lonesome When You Go おれはさびしくなるよ
[side B]
06. Meet Me in the Morning 朝に会おう
07. Lily, Rosemary and the Jack of Hearts リリー、ローズマリーとハートのジャック
08. If You See Her, Say Hello 彼女にあったら、よろしくと
09. Shelter from the Storm 嵐からの隠れ場所
10. Buckets of Rain 雨のバケツ
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