【おすすめの洋楽】Hopes and Fears(2004)/ KEANE

2018年9月23日

ギターレスバンド、ということで当時の自分にとっては新鮮な響きだった英国のバンド、Keane(キーン)のデビューアルバム『Hopes and Fears』です。

ギターレスというか、弦楽器を用いないということですが、それでもピアノやドラム、何より歌でしっかりと聴かせられるその質は相当なセンスを感じます。

ジャケット

KEANE Hopes and Fears CD

レビュー

歌がうまいと、楽曲全体も透き通るように美しさがありますね。

冒頭「Somewhere Only We Know」からそのセンスがしっかりとうかがえます。

「Somewhere Only We Know」

 

純粋にボーカルが良い声ですね。

ギター(弦楽器)がなくとも、その良質なメロディがきちんと心に伝わる感じがします。

「Everybody’s Changing」

 

ふと、このアルバムからなぜ美しさを感じるのだろうと考えた際、アルバムタイトルは直訳すると”希望と不安”というところに込めたところもあるのかなと思います。

希望は、わくと同時に広がりを見せるものだと思いますが、同時にその陰で不安も広がることを示しているのか、楽曲のメロディにその雰囲気があるように思えてなりません。

勝手な聴き手の解釈ですが、もの悲しさがあるからこその美しさもありながら、それらをすべて受け入れるような音楽性、ただただ美しさがあるだけではないキーンの魅力がこのアルバムにはあるのではないでしょうか。

「This Is The Last Time」

 

ボーカル、ピアノ、ドラム、どれもダイナミズムでありながら、美しさを兼ねそろえているバンドは貴重ですが、2013年に活動休止し、そのまま解散しています。
(※調査しましたが正式な情報かどうか自信はありません。2018年時点で、2014年以降リリースはしていません。)

勝手なイメージですが、こういったバンドが長続きするのはなかなか難しいのではと思っていましたが、なんだかんだで結果的に4枚の素晴らしいスタジオアルバムをリリースしているので、純粋なすごさがちゃんとあったんだなという認識で間違いないと思います。

ボーカルのトム・チャップリンはソロでの活動もしているようなので、様々な場面で活躍してもらいたいです。

トラックリスト

01. Somewhere Only We Know
02. Bend And Break
03. We Might As Well Be Strangers
04. Everybody’s Changing
05. Your Eyes Open
06. She Has No Time
07. Can’t Stop Now
08. Sunshine
09. This Is The Last Time
10. On A Day Like Today
11. Untitled 1
12. Bedshaped
13. Snowed Under (bonus)
14. Allemende (bonus)

※国内盤CDです


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