【ライヴ】 JAPAN TOUR 2017 / NORAH JONES

2017年4月22日2018年6月8日ライブ, 音楽

NORAH JONES（ノラ・ジョーンズ）のライヴに行ってきました。

4月9日の仙台を皮切りに始まった日本でのツアーで、17日の大阪城ホールでの公演に行きましたが、当日は春の嵐で昼過ぎあたりから雨が降ってきました。

しかし、そんな天気がどうでもよくなるくらい、良かったライヴでした。

レビュー

まず今回のツアーでは、オープニングアクトのALOYSIUS 3（アロイシアス・スリー）というインスト（？）バンドが演奏をスタートしました。哀愁漂うギター・サウンドは、今回の少し年齢層が高めなオーディエンスには懐かしさも感じられたのではないかなと個人的に思いました。

途中休憩をはさみ、ついにノラ・ジョーンズ本人が登場！

盛大な拍手で迎えられ、スッとピアノの椅子に座り、バックバンドのメンバーと息を合わせてスタートしました。

イメージしていたよりも少しハスキーな声質のような気がしましたが、ピアノの音もメロディーも、なんだかんだでクオリティーが高く、かっこいいですね。

まず最初のハイライトと思ったのが、3番目に演奏された最新作『Day Breaks』に収録されている＃「Tragedy」で会場が湧き、酔いしれます。

そして6番目に演奏されたのは、個人的に一番聴きたかったニール・ヤングのカヴァー＃「Don’t Be Denied」です。いいですね～、ノラ・ジョーンズが歌うのもたまらなくかっこいいし、女性ヴォーカルならではのものがありますね。

しかし、なんといっても最強ナンバーで、彼女を世界に知らしめたデビュー・アルバムに収録されている＃「Don’t Know Why」は一気に会場の雰囲気が、そのモードに突入するような、やはり特別感があるのは間違いありません。

ノラ・ジョーンズ自身、ピアノでしっとりと歌うだけでなく、ギターも自ら弾き、尚且つ力強く歌います。

最新作からの＃「Flipside」はテンポが速いナンバーであるものの、バンドとしてのノラ・ジョーンズの魅力に溢れていると感じました。

一旦ステージからはけた後のアンコールでは、バックバンドと一緒ステージ中央に並び、自らもギターで2nd『Feels Like Home』に収録されている＃「Sunrise」、続けて＃「Creepin’ In」で、オーディエンスからの手拍子も合わせて披露されていました。

そして最後はデビューアルバムのタイトルでもある＃「Come Away With Me」で締めくくられました。

ノラ・ジョーンズの魅力は、声やピアノはもちろん、マルチな才能がうかがえるプレイヤーとしてのスタイル、センスが惹きつけるのではないかと思います。

何より、”ありがとう”や”愛してる”をカタコトの日本語で少しだけオーディエンスに語り掛ける場面がありましたが、なんだかとても可愛く見えました(笑)

アーティストというよりも、ノラ・ジョーンズという人に興味が湧いたライブでした。

また来日して、素晴らしいパフォーマンスを見せてもらいたいです！

グッズ

グッズを少しばかり買いました。

これはフェルトスリップマットです。レコードプレーヤーを持っているので、これは事前に買おうと決めていました。

実際にセットするとこんな感じです。

飾っても使えるとありましたが、軽いので確かに別の用途でも使えそうです。

次は、マフラータオルです。

ピアノの鍵盤がうまくデザインされています。ちょっと珍しい感じですかね。

そしてこれはネックレスです。

まぁつけることは無いと思いますが、これこそちょこっとオシャレになるように飾っておければと思います。

セットリスト

[大阪城ホール]
01. Peace
02. I’ve Got To See You Again
03. Tragedy
04. Out On The Road
05. Sinkin’ Soon
06. Don’t Be Denied
07. Chasing Pirates
08. Rosie’s Lullaby
09. Tell Yer Mama
10. Stuck
11. Don’t Know Why
12. Little Broken Hearts
13. Travelin’ On
14. Painter Song
15. Carry On
16. Flipside
17. And Then There Was You
[encore]
18. Sunrise
19. Creepin’ In
20. Come Away With Me

ディスコグラフィ