【70年代洋楽ロックを聴いてみる】Phaedra(1974)/ TANGERINE DREAM
アルバム
ジャケット
アーティスト
TANGERINE DREAM タンジェリン・ドリーム
アルバムタイトル
Phaedra
レビュー
ドイツの電子音楽グループによる1974年リリースのアルバムです。
エレクトロニックのみならず、アンビエント、クラウトロックなど、そういった系統に明らかな影響を与えているスタイルであり、代表的なグループとのことです。
かろうじてアンビエント?といった感覚以外は、もうこれらは現実離れしたような、理解に達する達しない以前のものであり、もはやSFでしか成しえない情景を体現しているようなサウンドと展開が、逆にもう70年代でこれほどのクオリティであることに驚きました。
Phaedra
アルバムタイトルであり、1曲目にクレジットされているトラックですが、17分を超える大作であり、宇宙の中なのか、何かの意識の中なのか、はたまたSFという創造の中に居るのか、展開が変わる壮大さもあいまって、空間が歪ませられます。
しかし、正直これはなかなか耐え難い時間の続く感覚を覚えます。
プロでも論評するのがキツイのではないかと思うくらいですが、そういったある種の”苦痛”ともいえる感覚を通り越した先に見える景色はどんなものなんだろうと思います。
私はお手上げです。
トラックリスト
01. Phaedra
02. Mysterious Semblance at the Strand of Nightmares
03. Moments of a Visionary
04. Sequent C
※レコード記載のトラックリストです
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