【CD】Our Music Is Red With Purple Flashes (1998) / THE CREATION

2017年5月12日楽曲, 音楽

The Creation(ザ・クリエイション)という英国バンドのベスト(編集?)アルバムです。

60年代、The Who(ザ・フー)やSmall Faces(スモール・フェイセス)のように、モッズを語るうえでは欠かせない存在なのですが、いろいろとうまくいかなかったこともあり、ドイツでは人気で、アルバムを出しているらしいのですが、本国を含めその他の国でもセールスに恵まれなかったようです。

正式なリリースデータがよくわからなかったので、ベスト盤(編集盤)を購入しました。

ミュージシャンの間ではかなり評価が高く、伝説のレーベル、『クリエイション・レコーズ』の名前の由来でもあったりと、恐らくググると様々な情報がヒットするかもしれませんが、とりあえず純粋に音を確認したいと思います。

ジャケット、アイテム

The Creation Our Music Is Red With Purple Flashes CD

レビュー

正にモッズ・サウンドですね。

本人たちは意識しているのかどうかはわかりませんが、モッズ系が好きな私にとってはどストライクです。

ザ・フーのプロデューサー、シェル・タルミーという人が次に狙っていたというのもうなずけます。

1曲目#「Making Time」のギターリフはかっこいいと思います。音源のせいなのか、元々がそうなのかわかりませんが、説明は難しいのですが、ザラついたモッズ感がたまならなくいいです。

3曲目#「Painter Man」では、エレキギターにバイオリンの弓を使っているとのことで、なかなかユニークなこともしているようですね。後にレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジがパクったと言われていますが(笑)、元祖はこのザ・クリエイションのエディ・フィリップスというギタリストです。

他にも評価が高いトラックは、14または17曲目の#「How Does It Feel To Feel」ですね。USバージョンとUKバージョンが収録されています。4曲目#「Biff Bang Pow」も佳曲です。

また、10曲目#「Like A Rolling Stone」はボブ・ディランのカバーですね。この頃はカバーは当たり前のようにどのアーティストもやっていたので、意外な曲があったりと、楽しめるのではないでしょうか。

60年代のブリティシュロックシーンの中でも、モッズを探っているのであれば、このザ・クリエイションは避けて通れないロックバンドです。

トラックリスト

01. Making Time
02. Try And Stop Me
03. Painter Man
04. Biff Bang Pow
05. If I Stay Too Long
06. Nightmares
07. I Am the Walker
08. Can I Join Your Band
09. Cool Jerk
10. Like A Rolling Stone
11. Hey Joe
12. Life Is Just Beginning
13. Through My Eyes
14. How Does It Feel To Feel (US Version)
15. Ostrich Man
16. Sweet Helen
17. How Does It Feel To Feel (UK Version)
18. Tom Tom
19. Midway Down
20. The Girls Are Naked
21. Bony Maronie
22. Mercy, Mercy, Mercy
23. For All That I Am
24. Uncle Bert

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