【おすすめの洋楽】Setting Sons（1979）/ THE JAM

2020年7月8日楽曲, 音楽

1979年リリース、The Jam（ザ・ジャム）の中でも最高傑作と名高い4枚目のアルバム『Setting Sons』です。

ジャケット

レビュー

3枚目のアルバム『All Mod Cons』が、パンクの要素があまり無く、それはそれで素晴らしい内容でしたが、今作は以外にもシンプルなロック要素が感じられます。

しかしそれは何も工夫や変わった要素が無いのかというとそういうことではなく、モッズとしてのストレートな趣と、ザ・フーもカバーしているマーサ＆バンデラスの「Heatwave」も人気ですね。

オリジナルとしては、「The Eton Rifles」が一番有名で、ソロのライブでもよく演奏されています。

「Girl On The Phone 電話のあの娘」～「Private Hell」はシンプルでストレート、「Wasteland 不毛の荒野」ではオルガン？のような音が珍しいなと思ったり、「Smithers-Jones」もヴァイオリンかなにかストリングスのような音も聴こえるので、ジャムとしてパンクはもちろんロックだけでは収まらない要素を持ち得たバンド、グループだということがしっかり証明されているのでしょう。

なお、後にリリースされるデラックスエディションには、個人的には印象の強い「Going Underground」が収録されています。（ジャムといったらコレと思うトラックです）

トラックリスト

01. Girl On The Phone 電話のあの娘
02. Thick And Thieves 引き裂かれぬ仲
03. Private Hell
04. Little Boy Soldiers 少年の兵士
05. Wasteland 不毛の荒野
06. Burning Sky 燃え上がる空
07. Smithers-Jones
08. Saturday’s Kids
09. The Eton Rifles
10. Heatwave 恋はヒート・ウェイヴ

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