【おすすめの洋楽】The Bomb Shelters Sessions(2014)/ VINTAGE TROUBLE
Vintage Trouble(ヴィンテージ・トラブル)は、今年(2018年)に梅田のクラブクアトロでライブを見ましたが、改めてデビューアルバム『The Bomb Shelters Session』を確認しておきます。
ジャケット
レビュー
ソウル、ブルース・・・やっぱりこういうのは黒人さんじゃないとリアリティを体感できないように思ったデビューアルバムです。
そこにロックンロールが融合すると、”熱”以外の何を発するというのでしょうか。
「Blues Hand Me Down」を初めて聴いたとき、その熱はすぐさま身体の芯に伝わりました。
うねり、ドライブするギターに、ハスキーでソウルフルなヴォーカルが加わると、これほど熱いエナジーは放出されないと思います。
どこか忘れかけていたグルーヴも、体が取り戻したように思えます。
間違いなくかっこいいですね。
ヴォーカルのタイ・タイラーは、ヴィンテージ・トラブルを結成する前、ソウル/R&Bグループの一人として活躍していた経歴を持ちます。
バンド形態としてのタイは、ダイナミック且つブルージーでありつつ、バラードトラックでは実にセクシーな味わいを醸し出しています。
「Nobody Told Me」でその本領が見出せます。
やはりこういったレトロな雰囲気は個人的にやみつきになる存在で、エレクトリックなサウンドだけに頼っていないのがいいですね。
今後もどんどん熟していってほしいです。
トラックリスト
01. Blues Hand Me Down
02. Still and Always Will
03. Nancy Lee
04. Gracefully
05. You Better Believe It
06. Not Alright by Me
07. Nobody Told Me
08. Jezzebella
09. Total Strangers
10. Run Outta You
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