【おすすめの洋楽CD】The Lost Riots(2004)/ HOPE OF THE STATES
ホープ・オブ・ザ・ステイツのデビューアルバムです。
叙情的でスケールの大きなバンドで好きだったんですが、この1stアルバムと2ndアルバムのみがディスコグラフィで、2006年にバンドは解散しています。
ジャケット
レビュー
2004年のサマーソニックに出演した際、観ることができました。
ステージのバックにアニメーションの映像を流しながら、大きなスケールで展開されていたのを懐かしく思います。
さて、楽曲そのものですが、スケールが大きい=壮大であり、陰影も見え隠れするシーンもあり、当時のロックンロールリバイバルが走り抜けていく中で、良いタイミングを掴んでいたのではないかと思います。
恐らく、2010年代後半に聴くのと、当時聴いていた感覚からすると、かなり違った印象を持つかもしれませんが、レディオヘッド、ミューズ、シガー・ロスといったアーティストが引き合いに出されるので、そういった系統のアーティストをよく聴くのであれば、このホープ・オブ・ザ・ステイツも気に入るのではないかと思います。
# The Black Amnesias はインストゥルメンタルで、ライブでも冒頭に持ってきており、壮大な何かが起こりそうな世界観を想像させてくれるトラックです。
バイオリンを担当するメンバーも居るので、よりメロディアスな響きになっています。
そして次曲の # Enemies/Friends では、その世界観をボーカルを含めて昇華させていきます。
ドラマチックな展開、非常にいいですね、かっこいいと思います。
壮大な展開だけでなく、美しさや怒り、混沌など、人間の素直な五感や精神性が、ボーカルもサウンドも、メロディに融合し、独特のアプローチをしているように思います。
既に解散しているのは残念ですが、おすすめできるアルバムです。
トラックリスト
01. The Black Amnesias
02. Enemies/Friends
03. 66 Sleepers To Summer
04. Don’t Go To Pieces
05. The Red The White The Black The Blue
06. Black Dollar Bills
07. George Washington
08. Me Ves Y Sufres
09. Sadness On My Back
10. Nahemiah
11. Goodhorsehymn
12. 1776
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