【おすすめの洋楽】This Is Not a Safe Place(2019)/ RIDE
英国のロックバンド、Ride(ライド)による2019年リリースの6枚目のアルバム『This Is Not a Safe Place』を聴きました。
シューゲイザーといわれるユニークな音楽性でもはや伝説的かつ有名なバンドですが、私にとって名前は知っているけれどきちんと聴いたことが無いバンドの代表格です(笑)
ジャケット
レビュー
シューゲイザーといえば、やはり最初にイメージするのがマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(マイブラ)かなというところです。
ただ、マイブラに関してもそれほど聴いていたわけではなく、一応2ndアルバムの『Loveless』はCDで持っていて、初めて聴いたときは「いったい何が鳴っているんだ?!」と思うほどの衝撃はありましたが、マイブラはじめ、他のシューゲイザー系統のバンドを聴き続けるといったことはありませんでした。
そしてこのライドも、マイブラと同じくしてシューゲイザーバンドの有名どころです。
ライドというと、メンバーのアンディ・ベルのことは多少知っていました。
オアシスにベーシストとして加入し、オアシス解散後はビーディ・アイのメンバーとしても活動しいていましたからね。
シューゲイザーそのものについてはここでは省きますが、ライドの今作からはシューゲイザーにどっぷりと浸かったような感じではない印象を受けました。
たとえばこの「Future Love」なら、シューゲイザーの気持ちで聴くと、けっこうエモーショナルだなぁと感じます。
とはいいつつも、シューゲイズしていないかというとそんなことはなく、むしろさらに幅を広げさせたような、サイケもエレクトリックもメロディアスも飲み込んだような感じとでも言ったいいのでしょうか。
そうかと思えば、「Kill Switch」のようなヘヴィネスを効かせてみたりと、初めて一通りアルバムを聴いて、純粋に多彩なんだなと思いました(笑)
シューゲイザーには中毒性に似たような感覚があると思っているので、ライドの穏やかで静かではある波に身をゆだねてみてみるのも面白いでしょう。『This Is Not a Safe Place』というアルバムタイトルですが(笑)
トラックリスト
01. R.I.D.E.
02. Future Love
03. Repetition
04. Kill Switch
05. Clouds Of Saint Marie
06. Eternal Recurrence
07. Fifteen Minutes
08. Jump Jet
09. Dial Up
10. End Game
11. Shadows Behind The Sun
12. In This Room
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