【おすすめの洋楽レコード】Harvest(1972)/ NEIL YOUNG
ニール・ヤングのレコードは、過去に『After the Gold Rush』の記事を書いたことがあります。
今回は『After the Gold Rush』の次にリリースされた1972年発表の『Harvest』です。
実はこれ、買ったものではありません。
亡くなった父が持っていたレコードの中の一つです。
ジャケット
レビュー
父がこのレコードを保有していることは知っていました。
いつか貸してもらおうと思っていたんですが、まさか貸し借りとかそういう状況ではなくなるとは思いませんでした。
埃まみれのオーディオ機器類がある部屋の一角に、父が若いころに聴いていたであろうレコードが複数枚あり、その中の一つがこの『Harvest』です。
どうやらこのレコードを含め、買取または廃棄する予定だったようで、ほんの数か月前に専門業者から電話がかかってきていたそう。
危なったです(笑)
父の考えは今では知る由がありませんが、個人的には残っていてよかったと思います。
外身のジャケットは傷んでいるというより、長年の埃の影響でかなり汚く、少し触るだけで汚れることがわかるほどです。
潔癖症だと気絶するかもしれないくらいのレベルです(笑)
しかし、レコード盤そのものは特に損傷は見られず、レコードクリーナーを用いて綺麗にすると、問題なく聴くことができました。
さて、内容ですが、やはりこのアルバムの中で有名なトラックは「Heart of Gold(孤独の旅路)」です。
私の今の精神状態も関係あるのかもしれませんが、妙にリアルに聴こえます。
既にYoutubeやSpotifyで聴いていたんですが、レコードで聞くと何か違う感じがしました。
うまく説明できなんですが、”孤独の旅路”というタイトル及びその内容も、今思えば感慨深いものがあります。
他の曲もフォーク及びアコースティックのような感じで、ロックンロールを静かに宿す美しさがあります。
といっても、現時点で感傷に浸ってしまうのは、”孤独の旅路”が流れているときです。
他のレコードもいくつかあるので、追って記事にしていこうと思います。
レコードは父の形見になりそうです。
トラックリスト
[side 1]
01. Out On The Weekend 週末に
02. Harvest
03. A Man Needs A Maid 男は女が必要
04. Heart of Gold 孤独の旅路
05. Are You Ready for the Country 国のために用意はいいか?
[side 2]
06. Old Man
07. There’s a World 世界がある
08. Alabama
09. The Needle and the Damage Done
10. Words (Between the Lines of Age) 歌う言葉
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