【おすすめの洋楽】Look Now(2018)/ ELVIS COSTELLO & THE IMPOSTERS

楽曲, 音楽

昨年、レコード或いはCDとして買おうかどうか迷い、結局買わなかったものがちらほらとあります。

その中の一つが、Elvis Costello & The Imposters(エルヴィス・コステロ・アンド・ジ・インポスターズ)の『Look Now』です。

エルヴィス・コステロは1970年代から活躍しているイギリスのアーティストですが、ひねくれ具合もありつつ渋さがかっこいいと思いながら聴いていました。

ジャケット

ELVIS COSTELLO & THE IMPOSTERS Look Now

レビュー

1970年代から活躍していたこともあり、過去から現在のリリース楽曲については把握しきれません。

そもそも、エルヴィス・コステロを知ったのは、「She」という楽曲のカバーでした。

そこからどんなアーティストなのかをざっくりと調べたりしましたが、途中で諦めました(笑)

しかし、ベストアルバムや、2013年にリリースしている『Wise Up Ghost』というアルバムも持っていて、完全に放置していたわけではありません。

そしてこの『Look Now』ですが、その『Wise Up Ghost』以来5年ぶり、ジ・インポスターズとしての名義では10年ぶりの作品だそうです。

名義としては、『Wise Up Ghost』の時のように、”Elvis Costello And The Roots”となったり、他にもいろいろあるようですが、楽曲そのものについては年を重ねたが故の渋さやかっこよさというのが感じられるのはもちろん、雰囲気としてポジティブな感触を得られたと思っています。

「Suspect My Tears」

 

渋さはもちろん、哀愁じみた感じが、いい具合に心の琴線に触れてくれます。

冒頭の「Under Lime」は、パワフルな感じがします。(あわせて「Unwanted Number」も良い)

「Under Lime」

 

そして、コーラスも特徴的な「Burnt Sugar Is So Bitter」もいいです。

「Burnt Sugar Is So Bitter」

 

しっとりとしたトラックとしては、「Photographs Can Lie」がおすすめですね。

「Photographs Can Lie」

 

渋さや哀愁だけななら、どことなく暗い雰囲気が勝ってしまうように思いますが、『Look Now』はいい意味でバラエティに富んでいます。

私の中では、2018年にリリースされたアルバムで屈指の良作です。

トラックリスト

01. Under Lime
02. Don’t Look Now
03. Burnt Sugar Is So Bitter
04. Stripping Paper
05. Unwanted Number
06. I Let The Sun Go Down
07. Mr. & Mrs. Hush
08. Photographs Can Lie
09. Dishonor The Stars
10. Suspect My Tears
11. Why Won’t Heaven Help Me?
12. He’s Given Me Things