【CD】Scream Above The Sounds(2017)/ STEREOPHONICS

2017年12月6日楽曲, 音楽

通算10作目となるStereophonics(ステレオフォニックス)のアルバムです。

ステレオフォニックスというと、ヴォーカルのケリー・ジョーンズのロックンロールな渋めの声が非常にかっこいいです。

もちろん、今回も期待しています。

ジャケット、アイテム

STEREOPHONICS Scream Above The Sounds CD

レビュー

1曲目、#「Caught By The Wind」が爽やかにスタートします。


# Caught By The Wind

2曲目#「Taken A Tumble」も少しアップテンポなトラックで、落ち着いた感じがある中で、安定し、余裕がある雰囲気が伝わります。

ステレオフォニックスで1,2曲目にこういったトラックがあると、キャリア20年の余裕があると感じられますね。

#「All In One Night」は今回のアルバムの中でお気に入りですね。


# All In One Night

こういったトラックがあることが、ステレオフォニックスをより魅力にする一つの要素だと思って聴いています。

逆に、#「Cryin’ In Your Beer」といったような少しアップテンポでありつつも、単にノリがどうこうというものではなく、しっかりと地に足付けたサウンドで、ゴツい感じがあるのも好きですね。

一方、#「Before Anyone Knew Our Name」という曲は、亡くなってしまった元ドラマーのことについて歌っているそうですね。


# Before Anyone Knew Our Name

“元”とはいえ、同じ時間を過ごし、苦労したことも楽しいことも、共有していた事実が、シンプルでゆったりとしたピアノ、時折心情を絞り出すように歌うケリーの声が、渋さだけでなく切なさも醸し出しています。

正直、ステレオフォニックスは何かド派手な印象を持つバンドでは無いのですが、確実に実力派の部類に入るロックバンドだと思います。

サマーソニックで彼らを見たことがありますが、次は単独でじっくりと見てみたいですね。

※今回購入したのは輸入盤です。

トラックリスト

01. Caught By The Wind
02. Taken A Tumble
03. What’S All The Fuss About?
04. Geronimo
05. All In One Night
06. Chances Are
07. Before Anyone Knew Our Name
08. Would You Believe?
09. Cryin’ In Your Beer
10. Boy On A Bike
11. Elevators

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